ピックアップアーティスト

今週は、スペインのシンガー・ソングライター「ロシアン・レッド」の日本デビュー・アルバム「フエルテベントゥーラより愛をこめて」を紹介します。実はこの作品の前に、2008年にインディーズからアルバムをリリースしていて、その作品はスペインでゴールドディスクを獲得、ベスト女性ヴォーカリストやベスト・デビュー・アルバムに選ばれています。さらに、スペイン国際音楽賞3部門にノミネートされるなど、テレビ、広告、ファッション誌、映画など様々なシーンに登場し、スペインを代表するシンガー・ソングライターとして大きく注目されます。そして今回、世界デビューとなった本作は、スペイン総合チャート2位を記録し、雑誌表紙への登場や各賞受賞などとブレイクしています。また、ライブフェスティバルでは、コールドプレイのボーカル、クリス・マーティンが、ロシアン・レッドの噂を聞き、ショウにかけつけたという逸話も流れています。耳馴染みのよいポップ・フォーク・サウンドと、音楽マニアも納得のしっかりとした音楽性、そしてその美貌も大きな武器になっています。ロシアン・レッドは、1986年スペイン・マドリッド生まれ。ある女性がつけていた口紅の色に一目惚れし、同じ色のルージュを好んで使うようになり、その色「ロシアン・レッド」をアーティスト名にしたそうです。

2012.01.21 | Saturday
「R.E.M.」

今週は、昨年の9月下旬に「ピーター・バック、マイク・ミルズ、そしてマイケル・スタイプ、生涯の友人、そして共謀者として、私たちはバンドに終わりを告げることを決めました」と発表した「R.E.M.」。彼らのベストアルバム「グレイテスト・ヒッツ~パート・ライズ、パート・ハート、パート・トゥルース、パート・ガービッジ、1982-2011」を紹介します。昨年12月21日リリースされたこの作品は、31年にもわたるキャリアを総括するグレイテスト・ヒッツ・アルバムで、彼らの代表曲40曲と、さらに新曲3曲が収録されています。R.E.M.は、1979年にアメリカ・ジョージア州アセンズ出身の友人達で結成!メンバーがほとんど変わらずここまで来ているという点でユニークなバンドです。15枚のスタジオ・アルバムをリリースし、驚異的な世界的成功を収めたキャリア中、バンドは4人のオリジナル・メンバーでのみ活動し続けていました。しかし、1995年のツアー中のステージで、ドラマーのビル・ベリーが脳動脈瘤に倒れ、その後引退を表明!以降、3人のR.E.M.として活動を続け、1998年にアルバム「UP」、2001年にアルバム「リヴィール」をリリースし、初のプロモーション来日をしました。今日ピックアップしている彼らのベストアルバムは「R.E.M.」にとって欠かせない作品と言っても過言ではありません。

今週のアーティストは、フローレンス・ウェルチ率いる「フローレンス・アンド・ザ・マシーン」の新作「セレモニアルズ」を紹介します。「フローレンス・アンド・ザ・マシーン」は、ロックとソウルに色々なジャンルの音楽を組み合わせたサウンドが特徴のイギリスバンドで、2009年7月リリースのアルバム「ラングス」でデビューしました。このアルバムは、発売から28週でイギリスチャート1位を獲得、65週にわたって40位内にランクイン!というロングセラーを記録します。また、第53回グラミー賞のベスト・ニュー・アーティスト部門にノミネートされるなど、世界的にも話題になりました。特に中心的存在の「フローレンス・ウェルチ」は、ビヨンセ、U2、エルトン・ジョン、カニエ・ウエストなど、様々なジャンルのアーティストからラブ・コールを受ける才能を持ち、グッチのデザイナー「フリーダ・ジャンニーニ」をはじめとするファッション界からも彼女の元に多くのラブ・コールが届いています。ちなみに、パリのファッションコレクション「シャネル・スプリング・サマー2012」のショーでは、パフォーマンスを披露したそうです。さて、およそ2年半振りのリリースとなるセカンドアルバム「セレモニアルズ」は、昨年11月のイギリスアルバム・チャートで、初登場1位を記録!リリースした最初の週におよそ9万枚のセールスを記録したそうですから、今年注目のアルバムと言っても過言ではないようです。

2012年最初のアーティストは、サックス奏者として日本でも人気の「キャンディ・ダルファー」をピックアップします。キュートでセクシーなルックスが話題になることが多いキャンディ・ダルファーですが、ヴァン・モリソンやプリンスなどの、レコーディングやツアーに参加していることからもわかるように、その実力は折り紙つきです。そんな彼女が、およそ2年振りの新作「クレイジー」をリリース!ブラック・アイド・ピーズのミュージカル・ディレクターであり、マライア・キャリーとのコラボで知られる、ヒップホップ界のヒットメイカー「プリンツ・ボード」がプロデュースした、ユーロビートとヒップホップが融合したファンキーサウンドが話題になっています。「キャンディ・ダルファー」は、1969年9月19日、オランダ、アムステルダム生まれ。サックス奏者である父ハンス・ダルファーの影響で6歳からサックスを始め、12歳でジャズ・フェスティバルに出演するなど、その才能が認められます。1990年に発表したアルバムは、世界で100万枚を突破するセールスを記録し、グラミー賞にもノミネートされました。そして現在、女性サックスプレーヤーとして世界的に知られています。

2011年最後のアーティストは、今年メジャー・デビューアルバム「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」をリリースした新人アーティスト「メイヤー・ホーソーン」を紹介します。メジャーデビュー前の2009年に発表したインディーズ・リリースのセルフ・プロデュースアルバム「ア・ストレンジ・アレンジメント」が注目され、レトロでローファイなソウルを歌う白人シンガーとして世間を驚かせた「メイヤー・ホーソーン」。アルバムはモータウンの名作が基となっていましたが、今回のアルバム「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」は、1960年代後半のカリフォルニア・ポップ、そしてスティーリー・ダンやシカゴの傑作も連想させるサウンドになっています。アメリカ・ミシガン州デトロイトの郊外にあるアナーバーで育ったホーソーンは、父親の車のラジオから流れる地元の様々なソウルとジャズを今でも鮮明に覚えているとコメントし、「過去に書かれた最高の楽曲のほとんどは、デトロイトで生まれたものが多い」と、断言しています。現在シンガー、プロデューサー、そしてマルチ楽器演奏家として活動するホーソーンは、スモーキー・ロビンソン、有名な作曲家チームの
ホーランド=ドジャー=ホーランドなどから影響を受けたそうです。

2011.12.24 | Saturday
「TRAINCHA」

今日は「クリスマス・イブ」、2011年リリースのクリスマス・アルバムを紹介します。先週はカナダ出身のシンガー「マイケル・ブーブレ」初のクリスマス・アルバムを紹介しましたが、イブの今日は、今年4月リリースしたアルバム「ニューヨークの日曜日」がヒットし、日本で人気になった「トレインチャ」のクリスマス・アルバムをお送りします。アルバムタイトルは「ジス・イズ・ザ・シーズン」で、「もろびとこぞりて」のクリスマス定番ソングから、スティーヴィー・ワンダー、ジョン・レノン、ダニー・ハザウェイ、マライア・キャリーなどの名曲を取り上げています。昨年5月リリースのマイケルのカヴァー作「ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ」は、アコースティック・ギターとのシンプルなデュオで、彼女の素晴らしい歌声が存分に活かされたアレンジでしたが、本作「ジス・イズ・ザ・シーズン」もギターのレオナルド・アムエドとのギターデュオでレコーディングされています。元牧師でオランダの教会音楽作詞家を父親に持ち、ヴァイオリニストの母親といった音楽一家出身のトレインチャは、オランダをベースに活動を続け、オランダのポピュラー音楽界では最高の栄誉、主に数10年のキャリアを誇るアーティストに授与される賞を受賞しています。

今週は、2011年リリースのクリスマス・アルバムを紹介します。12月に合わせて様々なアーティストがアルバムをリリースしていますが、意外にも今回初のクリスマス・アルバム「クリスマス」を発表したのは、カナダ出身のシンガー「マイケル・ブーブレ」です。このアルバムは世界で700万枚以上売上、アメリカ、イギリス、オーストラリア、そして本国カナダでマルチ・プラチナに認定された2010年の前作「クレイジー・ラヴ」に続く作品になります。アルバムに関して「クリスマスはいつだって僕と家族にとって、一年で一番好きな時期でした。"究極"のクリスマス・アルバムを作るのが、僕の長年の夢・・・」とマイケル・ブーブレ本人がコメントしています。2007年にミニ・クリスマスアルバム「レット・イット・スノウ」をリリースしていますが、本格的フルアルバムは初になります。デイヴィッド・フォスター、ボブ・ロックなどによってプロデュースされたアルバムのレコーディングは、主にハリウッドとカナダ「バンクーヴァー」のスタジオで行われ、「ホワイト・クリスマス」は、シャナイア・トゥエインと共演しています。このアルバム「クリスマス」は、11/26付のイギリスアルバム・チャートで1位を獲得!マイケルの母国カナダでも1位を獲得し、クリスマスが近づくと更にセールスを伸ばしそうです。

2011.12.10 | Saturday
「KERIEN ANN」

今週は、パリ~テルアビブ~ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライター「ケレン・アン」の新作「101階からのスケッチ」を紹介します。ちょっと変わったタイトルですが、これは彼女が台湾一の高層ビル「台北101」最上階に登った時に思いついたものだそうです。この新作「101階からのスケッチ」は4年振りのアルバムで、彼女独特のポップセンスがちりばめられたサウンドに仕上がっています。アルバムは、ケレン・アン自身が目撃者に扮し、高層ビルの101階から覗いた日常のストーリー10篇を巧みに綴ったコンセプト・アルバムになっています。さて、映画「ウォーターボーイズ」やCMソングに「シルヴィ・バルタン」の「あなたのとりこ」が使われ、往年のフレンチ・ポップスがクローズアップされましたが、現役の新しいフレンチ・シンガーが続々と登場し、今注目のシンガーが、フランソワーズ・アルディの再来として大きな話題を呼んだ「ケレン・アン」です。1974年にイスラエルで生まれ、オランダとパリで育ちます。2000年にデビュー・アルバム「ルカ・フィリプセンの伝説」を発表。フランス製スザンヌ・ヴェガと例えられ、彼女の「ウィスパー・ボイス」に注目が集まりました。その後は、5作のアルバムをリリースしています。

今週は、ニュージーランド出身のシンガーソングライター「アバランチ・シティ」のデビューアルバム「未来飛行」を紹介します。このアルバムの収録曲「ラヴ・ラヴ・ラヴ~世界のあいことば」は、今年2月20日、ニュージーランドのクライストチャーチで起こった大地震の後、ラジオから大量にオンエアーされ、ニュージーランドの人々を癒す大きな力になりました。ちなみに、iTunesでアルバムが配信され、輸入盤アルバムが8月27(土)に発売されましたが、それに合わせて来日が実現!なんと、KTタンストール日本公演のオープニング・アクトを務めました。来日中は渋谷に滞在し、ロフトやドンキホーテに行って楽しんでいたとか。さて、アーティストの「アバランチ・シティ」は、バンド名ではなく、ニュージーランド出身の男性シンガーソングライター、デイヴ・バクスターのソロプロジェクトです。デビューアルバムの曲を全て作り、プロデュースも手掛け、さらに全ての楽器演奏までこなす彼は、そのほとんどを、ニュージーランドのカントリーサイドに点在する田舎風の木造建築に引きこもってレコーディングしました。

2011.11.26 | Saturday
「DARYL HALL」

今週は、全米No.1ヒットを6度も記録している「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」の一人、ダリル・ホールの新作「ラフィング・ダウン・クライング」を紹介します。デュオとして活動する傍ら、ソロアルバムもリリースしていて、今回の「ラフィング・ダウン・クライング」は、ダリル・ホールにとって実に15年振りのソロ作品になります。ちなみに二人は、今年2月に6年ぶり14回目の来日を果たし、大成功を収めていますが、今回の新作は、ツアー前の2010年にリリースを予定していたそうです。ところが、録音中にホール&オーツ・バンドのベーシストであり30年以上のよき相棒だった、「T・ボーン・ウォーク」が、2010年3月3日に心臓発作の為、ニューヨークで急逝、享年58歳。彼の急死で大きなショックを受けたダリルは、アルバム制作を一時中断。一時は完成も危ぶまれてもいましたが、2011年に入ってホール&オーツでのツアー再開をはじめとした音楽活動をスタート、ようやくリリースにこぎつけたアルバムのようです。新作にはT・ボーン・ウォークとの最後のセッションとなった「ライフタイム・オブ・ラヴ」、「ロング・サイド・オブ・ヒストリー」、「プロブレム・ウィズ・ユー」という3曲も収録されています。

今週は、2006年、イギリスの人気オーディション番組「Xファクター」から、輝かしいストーリーをスタートさせたシンガー「レオナ・ルイス」、彼女のニュー・アルバム「グラスハート」を紹介します。リリースは今月末ですが、すでにファーストシングル「コライド」が配信中で話題になっています。2009年にリリースしたセカンド・アルバム「エコー」が、イギリスで初登場1位を獲得!これまでリリースしたアルバムの全世界総セールスは1,000万枚を突破!さらに、2010年には、全世界興行収入歴代1位を塗り替えたメガヒット映画「アバター」のエンディング・テーマもヒットを記録するなど、世界規模での活躍を続けている彼女。今回の新作は更なるヒットを記録しそうです。すでにイギリスチャートで初登場4位を記録した、配信シングルの「コライド」は、スウェーデンのハウス・エレクトロDJ、アヴィーチーが今春に発表した新曲「Penguin」を使ったもので、レオナ・ルイス/アヴィーチーというふたりの名義でリリースされています。さて、1985年、ロンドン生まれのレオナは今年26歳。2007年のデビューアルバム「スピリット」で一躍有名になり、シングルの「ブリーディング・ラヴ」はたった3週間で2007年の最高売り上げを記録した彼女。オーディション番組の着眼の凄さを物語るサクセスストーリーです。

2011.11.12 | Saturday
「BEN E KING」

今週は、永遠の名曲「スタンド・バイ・ミー」のシンガー「ベン・E・キング」のアルバム「DEAR JAPAN, 上を向いて歩こう」を紹介します。タイトルから、わかるように、このアルバムは「上を向いて歩こう」の日本語カバー、「スタンド・バイ・ミー」の新録セルフ・カバー、昭和のブリジストンTVCM曲「どこまでも行こう」の英語カバー、
ドリフターズ期のヒット曲である「ラストダンスは私に」、「渚のボードウォーク」の新録カバーなどと、オリジナル2曲の全11曲が収録されています。このアルバムは、東日本大震災の悲報に強く胸を痛めた親日家であるベン本人が、日本の人々を元気づけたい、という思いを込めて立ち上がった企画です。彼の代表作「スタンド・バイ・ミー」は、ベンがドリフターズを脱退した後、2枚目のソロシングルとして1961年にリリースした楽曲。ソウルチャートで1位を記録し、ポップチャートは4位を記録しています。ジョン・レノンをはじめとする数多くのアーティストによってカバーされた楽曲のリリースから今年で50周年、リバー・フェニックス、キーファー・サザーランドらが出演した大ヒット映画「スタンド・バイ・ミー」から25周年と、2011年は節目の年。そんな年に彼が発表したアルバム「DEAR JAPAN, 上を向いて歩こう」は、日本復興への思いが詰まっています。

今週は、元オアシスの「ノエル・ギャラガー」が活動を開始したソロ・プロジェクト「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」を紹介します。オアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」をはじめ、数々の名曲を世に送り出した、ノエルのメロディーメイカーとしてのすごさを物語る作品になっています。2009年のオアシス解散後、ひと足先に、弟リアムがビーディ・アイで活動を開始しましたが、遂に10月、兄ノエルが始動。この新作は全世界のオアシス・ファンのみならず、全ロックファンが待ち望む超話題作と言っても過言ではない内容です。ロンドンとLAで制作された今作は、オアシス作品でもおなじみの「デイヴ・サーディ」との共同プロデュースで、「このアルバムで最初に聴く曲は、これまで俺がやってきた事のどれとも似ていない」と、ノエル自身がコメントしています。ちなみに、アルバム発売に先駆けての「ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー」のミュージックビデオが、全世界で解禁になり、ノエルの新機軸を示す音!と話題になっています。さて、1991年にイギリス、マンチェスターにて結成され、イギリス史上、ビートルズ以来の最強ロック・グループと評される「オアシス」のメイン・ソングライターであり、シンガー、そしてギタリストの「ノエル・ギャラガー」。このソロ・プロジェクトは、ロックファン注目のサウンドになりそうです。

今週は、深まる秋に聞きたいジャズボーカル、北米を代表する女性シンガー「ソフィー・ミルマン」の新作「イン・ザ・ムーンライト」を紹介します。このアルバムは、2009年リリースの「テイク・ラヴ・イージー」から2年振りのアルバムで、ニューヨークの気鋭ミュージシャンをバックに、ミシェル・ルグランの「ウォッチ・ホワット・ハプンズ」、アントニオ・カルロス・ジョビンの「ノー・モア・ブルース」などのスタンダードナンバーを筆頭に、カナダのシンガー・ソング・ライター、フェイストの「ソー・ソーリー」や、日本盤ボーナストラックには、サム・クックのカバー「アイル・カム・ランニング・バック・トゥ・ユー」などが収録されています。先日、このアルバムを引っさげて、名古屋・東京でライブを行い、素晴らしい歌声を披露してくれました。現在、カナダを拠点にしているソフィーですが、ロシアのウラル山脈で生まれ、イスラエルを経てカナダに移ります。2004年制作のデビューアルバム「ソフィー・ミルマン」は、アメリカや日本の配信ジャズ・アルバム・ダウンロードチャートで首位に輝き、注目のジャズシンガーになりました。

今週は、5年振りのニュー・アルバム「アイム・ウィズ・ユー」をリリースした、レッチリこと、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」をピックアップしました。先日のサマーソニック2011にヘッドライナーとして日本に上陸し、素晴らしいステージを展開したレッチリ。今回のアルバムリリースで「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」旋風が再び日本に巻き起こっています。今回のニュー・アルバムは、ロサンゼルスのイースト・ウエスト・スタジオ、そして、マリブのシャングリ・ラ・スタジオでレコーディングされ、プロデュースは「リック・ルービン」が担当しています。「リック・ルービン」は、1991年の「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」、1995年の「ワン・ホット・ミニット」、
1999年の「カリフォルニケイション」、2002年の「バイ・ザ・ウェイ」、そして、2006年の「ステイディアム・アーケディアム」といった、バンドの過去5作品をプロデュース。新作は、アメリカを含む世界28カ国で初登場1位となったCD2枚組作品「スタディアム・アーケディアム」以来、10枚目の作品になっています。メンバーは(Vo)アンソニー・キーディス、(B)フリー、(Dr)チャド・スミス、そして新メンバーのギター「ジョシュ・クリングホッファー」の4人組です。

今週は、深まり行く秋に合うジャズをピックアップしました。紹介するのは、なんと生誕85周年アルバムをリリースした「トニー・ベネット」です。アルバムタイトルは「デュエットⅡ」で、タイトル通り、世界中のスーパースターとトニー・ベネットとのデュエットによる夢の共演が収められた作品です。その組み合わせに驚いた、レディー・ガガとの60歳差デュエットを筆頭に、ジョシュ・グローバン、ジョン・メイヤー、マイケル・ブーブレ、ノラ・ジョーンズ、マライア・キャリー、シェリル・クロウとのデュエットが収録され、なかでも、2011年7月23日、イギリス、ロンドンの自宅で急逝した、エイミー・ワインハウス最後の録音が本作に収録され、世界中で注目を集めています。今月5日リリースされていますが、初回限定盤にはDVDが付いていて、レコーディング風景、共演アーティストのコメントなどが収録されています。トニー・ベネットは、1926年ニューヨーク、クイーンズ生まれ。1950年にアメリカ、コロンビアレコードと契約。1962年に「霧のサンフランシスコ」が大ヒットし一躍有名になり、以来、音楽シーンの第一線で活躍しています。

2011.10.08 | Saturday
「THE KOOKS」

今週は、今注目のバンド「ザ・クークス」のニューアルバム「ジャンク・オブ・ザ・ハート」を紹介します。このアルバムは、イギリスチャート1位に輝いた前作「コンク」から3年振りのリリースで、L.A./ロンドンの2都市で録音されました。「ザ・クークス」としては3作目のアルバムで、ポップな楽曲満載の内容です。このアルバムリリースを機に、来年のジャパンツアーが決定!2021年1月12日(木)、東京 赤坂BLITZを皮切りに、横浜、大阪でのライブが開催予定です。さて、「ザ・クークス」は、2003年に、イギリス、ブライトンの音楽学校で結成されます。結成後3ヵ月で、メジャーのヴァージン・レコーズと契約しますが、すぐにアルバム制作を行なわず、ライブを続けながらソングライティングを磨きます。2006年、待望のデビュー・アルバム「インサイド・イン/インサイド・アウト」をリリース!190万枚近い売り上げを記録します。そして、2008年リリースのセカンドアルバム「コンク」は、イギリスチャート初登場1位となり、イギリスの若手を代表するバンドの一つになります。特にボーカル&ギターの「ルーク・プリチャード」の個性的な声はバンドの売りになっています。

2011.10.01 | Saturday
「NIKKY JEAN」

今週は、今年、全米デビューを果たした女性シンガー「ニッキー・ジーン」を紹介します。「ニッキー・ジーン」は、地元でインディ・ヒップ・ホップ・バンドなどにメンバーとして加入。自身のYOU TUBEチャンネルに投稿したオリジナル・ビデオが評判になったのをきっかけに、アトランティックのラッパー「ルーペ・フィアスコ」に楽曲提供。歌唱でも参加し、徐々に注目を集めるようになります。そんなニッキーが今年、メジャーレーベルと契約。デビュー・アルバム「ペニーズ・イン・ア・ジャー」をリリースし、話題になっています。新人シンガーがこれほど話題になっているのは、なんといっても楽曲の共作者の顔ぶれです。キャロル・キング、ボブ・ディラン、バート・バカラック、カーリー・サイモンほか、伝説のアーティストとの共作曲が収録されています。彼女はアメリカ、ミネソタ州生まれの26歳。フィラデルフィアを拠点に活動する女性シンガー・ソングライターです。8歳からピアノと歌を始め、POPソング200曲をマスターし、ジョージ・ガーシュインやコール・ポーターなどのクラシックな名曲や、ジミ・ヘンドリックス、ジョニー・ミッチェルを愛するソングライターです。

2011.09.24 | Saturday
「SUPERHEAVY」

今週は、待望のリリースが決まった「スーパーへヴィー」のアルバムを紹介します。この「スーパーへヴィー」、聞きなれないバンド名ですが、結成の噂は今年の音楽シーンの話題の的になっていました。それはメンバーの凄さ。まずは、ローリング・ストーンズの「ミック・ジャガー」がメンバー中心の一人で、彼にとってキャリア50年目にして初の新バンド結成になります。そして、ミックと1980年代のUKポップ・シーンを席巻した元ユーリズミックスのメンバー、「デイヴ・スチュワート」が共にプロデュースを手がけています。ストーンズとユーリズミックスだけでも凄いですが、さらに、ボブ・マーリーの7男「ダミアン・マーリー」、先日、ソロでも新作をリリースした「ジョス・ストーン」、「スラム・ドッグ・ミリオネア」、「ムトゥ踊るマハラジャ」ほか、インド映画音楽界を代表する若きアーティスト「A.R.ラフマーン」という豪華な顔ぶれです。ちなみに、ミックがジャマイカにあるデイヴの家に招かれ、これまでにない音の世界について語りあい、あらゆるジャンルの音楽を背景とした未知の世界を作ろう!という事で結成の話は進んだようです。この噂が流れた当初は「グループ結成なんて無理!忙しいメンバーが集れる訳ない!」そんな声も上がりましたが、
バンドが結成され、新しい音が届いた今!夢が現実に...そう感じたのは僕だけではないと思います。

今週は、現在ニューヨークで話題騒然のミュージカル「スパイダーマン・ターン・オフ・ザ・ダーク」のサウンドトラックを紹介します。このミュージカルは、メイン・プロデューサーであるマイケル・コールとジェレマイア・J・ハリスに、ブロードウェイで技術的なプロダクションを手がけた経験があるフィリップ・ウィリアム・マッキンリー、ロベルト・アギーレ=サカサ、そして、巨大なブロードウェイのショウを手がける有名な振り付け師のチェイス・ブロックがクリエイティブ・チームに加わり、ブロードウェイミュージカル史上最高となる54億円の制作費をかけて作られました。先月、このミュージカル「スパイダーマン・ターン・オフ・ザ・ダーク」のサウンドトラックがリリースされ、話題になっています。このサントラは、この作品の為にU2のボノとジ・エッジが制作し、収録は全14曲になっています。曲は、ピーター・パーカーとスパイダーマンを演じる「リーヴ・カーニー」、メリー・ジェーンを演じる「ジェニファー・ダミアーノ」らのキャストが歌い、総勢20名におよぶオーケストラが演奏しています。サントラリリースに先駆け「ライズ・アバヴ・1」がシングルとしてデジタル配信され、現在ヒット中です。

今週は、今年の第53回グラミー賞でシングル「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」が、主要2部門の「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」、そして、カントリー・ソング・オブ・ジ・イヤーなど5部門を受賞した「レディ・アンテベラム」の新作「OWN THE NIGHT」をピックアップします。新作のリリースは今月14日の予定ですが、邦題は「夢の貴婦人」で、ジャケット写真には紅一点「ヒラリー・スコット」が、古風で気高い"貴婦人風"の衣装で写っています。ちなみに、ヒラリー・スコットは今年5月、兼ねてから交際中だったドラムプレーヤー「クリス・タイレル」との婚約を発表!2人は2010年初旬にティム・マックグロウのツアーで出逢ったそうで、アルバムからのリードシングル「ジャスト・ア・キス~幸せの予感」は、婚約した彼との運命の出会いをきっかけに作った曲だとか。このシングルは全米で100万ダウンロードを突破し、シングルチャートでは初登場7位を記録。すでにアルバム・リリースに先駆け、ヒット中です。さて、「レディ・アンテベラム」はアメリカ・テネシー州ナッシュビルで、ヒラリー・スコット、チャールズ・ケリー、デイヴ・ヘイウッドの3人で結成。ダブル、時にトリプルヴォーカルのボイスが魅力になっています。

2011.09.03 | Saturday
「JOSS STONE」

今週は、自ら立ち上げたレーベルから、およそ2年振りの新作「LP1」をリリースしたソウル・ディーヴァ、「ジョス・ストーン」をピックアップします。彼女は1987年4月11日、イギリス、ドーバー出身。現在24歳のシンガーですが、全世界で1100万枚以上のセールスを記録し、世界的ソウル・ディーヴァと称されています。デビューは2003年、若干16歳でレアなソウル・ナンバーを選曲したカヴァー・ アルバム「The Soul Sessions」をリリース。 これが全世界で400万以上のセールスを記録するトリプル・プラチナ・アルバムを記録し、一躍有名になります。以降、2005年にグラミー賞3部門にノミネート、2006年には、スティーヴィー・ワンダー、ジョン・レジェンド、そしてインディア・アリーと共に、「スーパー・ボウルXL」のショーに出演するなど、目覚ましい活躍を続けています。今回の新作リリースに続き、ローリング・ストーンズのボーカル「ミック・ジャガー」、ボブ・マーリィーの息子「ダミアン・マーリィ」など、豪華メンバーによるスーパーバンドを結成、今月にデビュー作を発表するというニュースが伝えられていますから、2011年後半は「ジョス・ストーン」から目が離せない状況になりそうです。

今週は、9枚目のアルバム「ブラック・アンド・ホワイト・アメリカ」をリリースした「レニー・クラヴィッツ」をピックアップします。今回の新作は、母親の故郷であるバハマでレコーディングされ、レニー・クラヴィッツ自身が歌詞を書き、あらゆる楽器を自ら演奏しています。リード・トラックの「スタンド」は、アルバムリリース前から配信され、各国のチャートでヒット中です。過去にリリースされた8作のアルバム売上枚数が合計3500万枚!と言いますから、今回の「ブラック・アンド・ホワイト・アメリカ」もセールス記録を伸ばす事でしょうね。さて、1964年、ニューヨークに生まれたレニーは、1989年にアルバム「レット・ラヴ・ルール」でヴァージン・レコードからデビュー、優れた男性ロック・シンガーに贈られるグラミー賞の「ベスト・メイル・ロック・ヴォーカル・パフォーマンス」を、1999年から2002年の4年間連続で受賞するという快挙を成し遂げています。ちなみに、ノミネートされた数が7回ですから、これも凄い記録です。今回の新作、アメリカ、ヨーロッパでは8月22日リリースされ、アルバムを引っさげて、10月15日からフランスを皮切りにワールドツアーがスタートする事になっています。

2011.08.20 | Saturday
「JILL SCOTT」

今週は、夏の終わりにお勧めのソウルナンバーを紹介しましょう。シンガーはフィラデルフィア出身の「ジル・スコット」。多くのソウルシンガーを生み出したフィラデルフィアで、彼女はシンガーとしてのキャリアをスタートします。そして、2000年のデビューアルバム「フー・イズ・ジル・スコット?」で衝撃のデビューを飾り、以来、過去3枚のアルバムがグラミー賞最優秀R&Bアルバムにノミネートされるなど、大きな評価と絶大な支持を集めます。その後「ネオ・ソウルの女王」と呼ばれ、ソウルシーンで活躍中です。今回紹介する待望の新作「ザ・ライト・オブ・ザ・サン」は、前作「ザ・リアル・シング」から4年振りの作品で、日本では7月末に発売になっています。ちなみに、一足早くリリースされた本国アメリカでは、自身初の全米アルバムチャート初登場1位を獲得するなど、「ネオ・ソウルの女王」の快進撃が話題となっています。アルバムからの1stシングル「ソー・イン・ラヴ」は、ノース・カロライナ出身の男性R&Bシンガー「アンソニー・ハミルトン」とデュエットが実現していて、この曲に関して「ベースラインを最初に聴いた時から踊りたくなって。私には、この曲には家族が集まったりするイメージがある。ずっと語り継がれて行く曲だと感じている。息子には、彼の結婚式でこの曲を聴いて踊ってほしい」と、ジル自身がコメントしています。

2011.08.13 | Saturday
「KARL WOLF」

今週は、レバノン・ベイルート生まれのシンガーソングライター「カール・ウルフ」のニューアルバム「ゲットー・ラヴ」を紹介します。2006年に、ファーストアルバム「フェイス・ビハインド・ザ・フェイス」でソロデビューを果たし、2008年にTOTOの名曲「アフリカ」をサンプリングした楽曲を収録した、日本デビュー盤「カール・ウルフ」で大ブレイク。その後、ヒット曲「アフリカ」は日本だけでなく、カナダを中心に北米でもブレイクし、トータル・セールスは70万枚を越しました。今回の新作は待望の3作目で、夏を感じさせるトラック、そして美しいサビメロなど、カール・ウルフの持ち味を最大限凝縮した楽曲が収録されています。特にタイトルソングの「ゲットー・ラヴ」は、ゲストにカナダの人気ラッパーのカーディナル・オフィシャルを起用し、国内外のチャートでヒット中です。さて、レバノン生まれの「カール・ウルフ」は、幼少時、内戦を機にドバイへ移り、高校卒業後にカナダのモントリオールで本格的に音楽活動を開始!ソングライターやプロデューサーとしてキャリアをスタートし、多くのアーティストを輩出しました。その後、サウンド制作の裏方として数々の音楽賞を受賞した彼は、2005年よりソロ活動を開始。カナダを拠点にヨーロッパ、
中東で認知されています。

2011.08.06 | Saturday
「SADE」

2010年に最新作「ソルジャー・オブ・ラヴ」をリリースし、健在振りを示したシャーデーですが、ベストとはいえ、1年後にアルバムをリリースするとは、彼らのキャリアでは珍しい事です。ちなみに、今回のベストアルバムリリースは1994年発表の「ザ・ベスト・オブ・シャーデー」以来、キャリア2枚目になります。初回生産限定盤はCD2枚組+DVD。通常盤はCD2枚組で、収録曲はすべてリマスターバージョンです。ベストアルバムですが、新録音が4曲入っていて、リードシングルの「スティル・イン・ラブ・ウィズ・ユー」は、アイルランド・ダブリン出身のハードロック・バンド「シン・リジー」の作品。1974年のアルバム「ナイトライフ」の収録曲です。このコーナーで、何度取り上げているシャーデーですが、女性シンガー「シャーデー・アデュー」のソロプロジェクトではなく、彼女を中心とするイギリスのバンドです。1984年のデビュー作「ダイヤモンド・ライフ」は、イギリス初登場2位に輝き、アメリカ、日本でも記録的なヒットを記録、世界で600万枚を超えるセールスを上げています。

2011.07.30 | Saturday
「DIGITALISM」

今週は、現在開催中の「フジロックフェスティバル'11」に来日中の「デジタリズム」をピックアップします。フジロックは、29日金曜日から明日31日まで新潟県苗場スキー場で開催されていますが、「デジタリズム」は、まさに今夜、「RED MARQUEE」ステージに出演予定です。さて「デジタリズム」は、ドイツはハンブルク出身の「JENCE(イェンス)」と「ISI(イシ)」の2人からなるデュオで、メガヒットした「Pogo」や、デペッシュ・モードやダフト・パンクといったアーティスト達へのリミックスを手掛けます。2007年にリリースしたデビューアルバム「デジタル主義」は、日本でも大ヒット!ファンキーでパンク・ディスコ的なビートを駆使したサウンドは、日本でも確実にファンを獲得し、新作のリリースが待たれていました。そして、デビューアルバムから4年、遂に新作「I LOVE YOU DUDE」が
リリースされ、現在世界、日本でヒットしています。彼らの出身国であるドイツは、昔から「クラフトワーク」など、テクノビート系の音楽が人気の国。「デジタリズム」に、テクノのDNAが受け継がれているようです。

2011.07.23 | Saturday
JESSIE J

今週は、イギリス出身の女性シンガー「ジェシーJ」のデビューアルバム「フー・ユー・アー」を紹介します。現在、世界でブレイク中のジェシーJですが、シンガーデビューの前はソングライターとして活動していました。マイリー・サイラスの「パーティー・イン・ザ・USA」の全米シングルチャート1位獲得に貢献し、他にもクリス・ブラウンや、クリスティーナ・アギレラ、アリーシア・キーズ、ジャスティン・ティンバーレイクなどの作詞を担当しています。さて、自身のデビューアルバム「フー・ユー・アー」ですが、シングル「プライス・タグ feat.B.o.B」が一気にイギリスチャート1位を獲得!あのレディー・ガガのニューシングルをおさえての1位ですから、その人気の高さがわかります。日本のラジオ各局でもパワープレイになり、国内でもヒットを記録中です。ジェシーJはイギリス・レッドブリッジ出身の22歳。「キャッツ」「エビータ」「オペラ座の怪人」などのミュージカルで知られる作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルキャストに抜擢され、その後、16歳から英国の名門アート学校「BRIT School」に入学、舞台で鍛え上げられた素晴らしい歌唱力を持つシンガーです。

2011.07.16 | Saturday
「COLDPLAY」

今週は、今月末7月29日(金)から3日間、新潟県苗場スキー場で開催されるFUJI ROCK FESTIVALに出演が決定!「コールドプレイ」の最新シングル「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」を紹介します。この曲は、6月3日(金)、グリニッジ標準時間の正午(日本時間6月3日20:00)にデジタル配信がスタートした楽曲で、配信後、全世界でヒットを記録!ベルギー、メキシコ、オランダ、ポルトガル、スペイン、スウェーデンの配信チャートで1位を獲得。21ヶ国がTOP10入りを果たしています。ちなみに、今回のニューシングルは3曲入りで、現在PC配信サイトで新曲「Major Minus」が、また、別の配信チャート限定で「Moving To Mars」が配信中です。コールドプレイと言えば、2008年の大ヒットアルバム「美しき生命」。そのアルバムからの続編となる1万枚限定の「プロスペクツ・マーチ」、この2作をまとめた2枚組アルバム「美しき生命~プロスペクツ・マーチ」が最近のアルバムですが、2011年のシングルリリースに続き、早くもニューアルバムリリースへの期待が高まっています。

2011.07.09 | Saturday
「KATE BUSH」

今週は、1977年のシングル「嵐が丘」で音楽界に登場したイギリスの女性シンガー「ケイト・ブッシュ」。彼女の新作アルバム「ディレクターズ・カット」を紹介します。このアルバムは2005年作品「エアリアル」から6年振りの新作で、1993年「レッド・シューズ」に収録の7曲と、1995年の「センシュアル・ワールド」からの4曲を現代的にセルフ・カバーしたものです。日本でのリリースは今月末の予定ですが、すでにPC配信が始まっています。ちなみに今回の「ディレクターズ・カット」は、過去の楽曲を見直す内容ですが、ケイト・ブッシュはすでに新作に取り掛かり、リリースは秋になるという噂が流れています。ケイト・ブッシュは16歳の時、ピンク・フロイドのデイヴィッド・ギルモアに見出され、メジャーレーベルEMIの目に留まり、「嵐が丘」でデビュー、19歳という若さでした。そして1978年に2枚のアルバム「天使と小悪魔」と「ライオンハート」をリリースし、一躍有名になります。彼女の魅力はその歌声で、一度聞いたら忘れられない魅力を持っています。明石家さんまが司会を務めていた人気番組「恋のからさわぎ」のオープニングテーマが「嵐が丘」だったので、聞いた方、あぁ、なるほどという方、多いんじゃないでしょうか。

今週は、エアロスミスのヴォーカリスト「スティーヴン・タイラー」の新曲「フィール・ソー・グッド」を紹介します。この曲はソロ第2弾ですが、初ソロ作品はエアロスミスのプロデューサー「マーティ・フレデリクセン」と「タイラー」がタッグを組み、昨年リリースした「ラブ・リブス」。以前このコーナーでも紹介しましたね。この曲は、主人公の古代 進役を木村拓哉が演じた映画「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」の主題歌として書き下ろされた、オリジナル・ソングでした。同じく宇宙を舞台に描かれ大ヒットを記録した映画「アルマゲドン」の主題歌「ミス・ア・シング」が浮かぶ歴史的バラードで、リリース当時はエアロスミス結成以来の初ソロシングルとして話題になりました。ソロ第2弾の「フィール・ソー・グッド」は、曲調がガラリと変わったキャッチーなロックナンバーで、「エアロスミスの新曲!?」と勘違いしてしまうような内容に仕上がっています。すでに、全米では5月10日、日本では5月25日に配信限定シングルとして発売され話題になっています。現在、アメリカFOXチャンネル人気オーディション番組「アメ・アイ」こと「アメリカン・アイドル」で審査員を務め、ブレイク中のタイラー!これまで病気説など、悪いニュースが囁かれていましたが、今回の新作「フィール・ソー・グッド」同様、最高の気分に復活したようです。

2011.06.25 | Saturday
「TRAINCHA」

今週は、オランダの国民的シンガー「トレインチャ」の新作「ニューヨークの日曜日」を紹介します。「トレインチャ」が日本で話題になったのは、昨年2月にリリースしたアルバム「ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ」です。これは、2009年6月24日、今から2年前にこの世を去ったキング・オブ・ポップこと「マイケル・ジャクソン」に敬意を表した渾身のカヴァー作品で、「ジャクソン5」時代の「アイ・ウォント・ユー・バック」を始め、「ロック・ウィズ・ユー」、「ヒューマン・ネイチャー」などなど、マイケルの代表曲を「トレインチャ」流に歌い上げています。ちなみに彼女は幼い頃からマイケルに憧れ、12年前にアムステルダムのマイケルのショーに出演した経験を持っています。さて、今回の新作「ニューヨークの日曜日」は、ビッグ・バンドの頂上を極める、クレイトン=ハミルトン・ジャズ・オーケストラをバックにフィーチャー!マーヴィン・ゲイの名曲「エイント・ナッシング・ライク・ザ・リアル・シング」、スティーヴィー・ワンダーの「ユー・アンド・アイ」など、トレインチャが影響を受けたソウルの名曲を取り上げた作品になっています。オーケストラを率いる「ジョン・クレイトン」は、ベーシスト、作曲家、編曲家としてダイアナ・クラール、クインシー・ジョーンズ、ナタリー・コールなどのビッグアーティストへ作曲及び編曲を提供している人物です。

今週のアーティストを紹介する前に、「ユア・オンリー・ロンリー」と言う曲をご存知でしょうか?1970~80年にかけてヒットした作品です。日本では、1991年の映画「波の数だけ抱きしめて」の挿入歌として使われた事でさらにヒットしました。この曲を歌っていたシンガーが、今週のアーティスト「J.Dサウザー」。先日、およそ3年振りの新作「ナチュラル・ヒストリー」をリリースし話題になっています。特にイーグルスファンにはたまらない選曲で、「ニュー・キッド・イン・タウン」、「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」が収録されています。実はサウザー、イーグルスのグレン・フライとは地元が同じデトロイト!という縁で親交が深く「6人目のイーグルス」と評されていて、先ほど紹介したイーグルスの有名曲「ニュー・キッド・イン・タウン」、「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」は彼の曲なんですね。それとボーナストラックに入っている「ハウ・ロング」は、イーグルスが2007年にリリースしたアルバム「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」のリードシングル。この番組の中でもよくオンエアしていますよね。実はこの曲もサウザーの作品です。

2011.06.11 | Saturday
「THE CARS」

今週は、1978年のデビュー以降、数多くのヒット曲を送り出したアメリカンバンド「カーズ」の新作「ムーヴ・ライク・ディス」をピックアップします。1988年に突如解散を表明後、何度か再結成の話が上がりますが、ベース&ヴォーカルのベンジャミン・オールの死去という悲しい出来事もあり、中心メンバーの「リック・オケイセック」は、再結成を拒み続けてきました。ところが2010年、リック・オケイセックが書き溜めた曲を整理するうちに、突如、「カーズのメンバーで、この曲を録音してみたら...」と思い立ち、ベンジャミン・オールを除くオリジナルメンバー4人で活動を再開!なんと、解散後23年振りのレコーディングが実現しました。今回の新作「ムーヴ・ライク・ディス」は、1970年代後半~80年代にかけてニュー・ウェーヴ・シーンを牽引したメロディーセンスそのままに、バンドは新たな一歩を踏み出しました。新作のプロデューサーは、U2、R.E.M、スノウ・パトロール、ブロック・パーティー、ザ・ハイヴス、ウィーザーなど、幅広いアーティストたちと仕事をしてきた「ジャックナイフ・リー」。新作からのリードトラック「サッド・ソング」のPVがすでに公開中で、話題になっています。

今週は、アカデミー女優「ジェニファー・ハドソン」の新作「アイ・リメンバー・ミー」を紹介します。彼女のキャリアスタートは、名誉ある映画賞の獲得でした。2006年公開の映画「ドリーム・ガールズ」で、第64回ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞を筆頭に、様々な映画賞を制覇。そしてついに第79回アカデミー賞の助演女優賞を獲得し、スターの仲間入りを果たします。いきなりスクリーンで注目されるようになった彼女ですが、最初に挑戦したのはシンガーでした。アメリカの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のサードシーズンに登場!幼少より聖歌隊でゴスペルを歌ってきた彼女の歌唱力は、多くの人を魅了しますが、惜しくも7位でその番組を去ることになります。そこで諦めていたらすべてが終わっていましたが、その後映画「ドリーム・ガールズ」のオーディションに挑戦!審査員の満場一致で映画出演を勝ち取ったのでした。そんな彼女、シンガーとしては2008年のアルバム「ジェニファー・ハドソン」でデビューし、第51回グラミーでは最優秀R&Bアルバム賞を獲得しました!今回の新作「アイ・リメンバー・ミー」は、待望のセカンド・アルバムになります。アリシア・キーズ、Ne-Yo、スターゲイトら、錚々たるプロデューサー陣がサポートし、彼女の魅力を詰め込んだ最高傑作に仕上がっています。

今週は、アメリカ・ロサンゼルス出身のインディーズ・ポップロックバンド「ザ・サブマリンズ」の新作「ラブ・ノーツ/レター・ボムズ」をピックアップします。サブマリンズは、ボーカル、ギター&キーボードの「ブレイク・ハザード」、ボーカル&ギター「ジョン・ドラゴネッティ」の男女夫婦ユニット。結成は2005年で、デビューのキッカケは、結婚披露宴の為にCDを制作し、引き出物として配られたのが関係者の手に渡り、注目された事でした。そして2009年、セカンド・アルバム「ハニーサックル・ウィークス」をリリース。収録曲の「ユー・ミー・アンド・ブルジョアジー」、「サブマリン・シンフォニカ」が、スマートフォンのCMに使われ、日本を含めて全世界で話題になりました。さて、今回の新作は、カリフォルニアの自宅にある、ガレージ改造のスタジオでレコーディングされ、アルバムのプロデュースはメンバーの2人が行っています。ちなみに、女性ボーカルの「ブレイク・ハザード」は、アメリカのロスト・ジェネレーションを代表する作家「F・スコット・フィッツジェラルド」の曾孫で、代表作「華麗なるギャツビー」、「楽園のこちら側」などで有名な人物です。

今週は、アメリカの新聞、NYタイムス、ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで絶賛の新人女性シンガー「サハラ・スミス」。彼女のデビューアルバム「ミス・オブ・ザ・ハート」を紹介しましょう。サハラは、幼いころから自分で作曲した曲を家族に聴かせていて、9歳にして作家の母親が驚くほどの才能を詩の世界でも見せたそうです。その後、家族と共に移り住んだテキサス・ウィンバリーで、15歳頃からライヴ・パフォーマンスを開始。作家・ラジオDJとして活躍するアメリカの有名文化人「ギャリソン・キーラー」の番組主催のコンテストに15歳で参加し、全米2位となったのをきっかけに注目が集まり、ミュージシャンへの道を本格的に歩み始める事になりました。彼女に幸運が訪れたのは、アーティスト「Tボーン・バーネット」との出会い。彼はボブ・ディラン、ロバート・プラント&アリソン・クラウスなどとの仕事で知られるアメリカ音楽界の重鎮で、2度のオスカーを手にしている人物です。そんな彼が、サハラ・スミスの才能に惚れ込んで、「一緒にレコーディングしたい」と申し出て、このデビューアルバムが完成しました。
弱冠21歳のサハラは抜群のルックスの持ち主で、ノラ・ジョーンズにも通じるそのスモーキーな歌声が全米を魅了中!
冒頭のアメリカ有力新聞の絶賛が実力を証明しています。

2011.05.14 | Saturday
「PAUL SIMON」

今週は、2009年の17年振りの来日公演が話題になった、「サイモン&ガーファンクル」のポール・サイモン、5年振りの新作「ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット」を紹介しましょう。このアルバムは、1975年のグラミー賞で、「最優秀アルバム賞」を獲得した「時の流れに」をはじめ、1970年代からの付き合いとなる巨匠、フィル・ラモーンとの共同プロデュース作品になっています。ラテン、レゲエ、アフリカン、ボサ・ノヴァ、クラシック、エレクトロといった多様な音楽満載の意欲的な音作りになっています。ちなみに、ライナー・ノーツの執筆は「エルヴィス・コステロ」で、彼はこのアルバムを「この注目すべき、思慮深く、時には喜びに溢れるアルバムは、ポール・サイモンの最も素晴らしい作品として認識されるに値する」とコメントしています。ポール・サイモンは、サイモン&ガーファンクルとして、
そしてソロ・アーティストとして輝かしいキャリアを誇り、ビートルズやボブ・ディランと共にロックの歴史を形作ってきた最高のシンガー・ソングライターですから、今回の新作は期待のアルバムと言ってもいいのではないでしょうか。

今週は、「ナイル・ロジャース」の企画アルバム「エブリバディ・ダンス」をご紹介しましょう。さて、「ナイル・ロジャース」の名前を聞いて、「心地良いカッティングが特徴のギタリスト」とイメージが浮かんだ人は、かなりの音楽通ですね!彼は1977年に、1980年代のディスコブームを牽引した「シック」を結成。ソングライター、ギタリストとして活躍し、全米NO1ヒットとなった「おしゃれフリーク」や、「グッド・タイムズ」などの大ヒットを生み、1980年代からは、「シック」のベーシスト、「バーナード・エドワーズ」とコンビを組み、ブロンディのデボラハリーを最初に、プロデュース活動を開始。その後、メインプロデューサーを努めたマドンナの代表アルバム「ライク・ア・ヴァージン」や、デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」がそれぞれ世界中で大ヒットを記録し、以降、ダイアナ・ロス、デュラン・デュラン、ミック・ジャガーなど、数々の大物アーティストを手がけ、1980年代の音楽シーンを席巻する名プロデューサーになります。今回リリースされた新作「エブリバディ・ダンス」は、シックの全シングル曲、さらに先ほど紹介したビッグアーティストのプロデュース作品を収めた2枚組のCD。1980年代音楽ファンにはたまらない楽曲が収録されています。

今週は、27日にリリースされた「プリシラ・アーン」のセカンドアルバム「幸せの見つけ方」を紹介しましょう。シンガーの「プリシラ・アーン」は、1984年アメリカ生まれ。現在、LAを拠点に活躍するシンガーソングライター&、
マルチインストゥルメンタルプレイヤーで、母親は韓国人です。8歳から教会で歌い始め、母親に教えられて最初に弾いた楽器はピアノでしたが、オールド・ロック好きの父親の勧めで、14歳からギターを弾き始めます。初めて曲を書いたのは14,5歳でした。大学に進学し、教師を目指そうと考えていましたが、学校の先生から「君は進学するよりプロのソングライターになるべき」と言われ、音楽人生を決めたとか。そして、2008年、ブルーノートと契約し、アルバム「グッド・デイ」でデビュー!今回の新作は待望のセカンドアルバムになります。この「幸せの見つけ方」は、"成長"をテーマに、ピュアで天使のような歌声で、綴る人生の山と谷を辿るゆるやかなストーリーという内容で、プロデュースはイーサン・ジョーンズ、イナラ・ジョージ(The bird & the Bee)、との共作曲などが収録されています。日本版ボーナス・トラックとして、ジョン・レノンの「ラヴ」や、日本語ヴァージョンの「カントリー・ロード」も注目の曲ですよ。ちなみに、6月にはアルバムを携えての来日公演が予定となっています。

今週は、偉大なアーティスト3人が競演したライヴアルバムを紹介しましょう。アルバムタイトルは「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン~ライヴ・インNY」です。ヒア・ウィ・ゴー・アゲインと言えば、今は亡き、レイ・チャールズが2004年にリリースした遺作「ジーニアス・ラヴ~永遠の愛」の収録曲です。ノラ・ジョーンズとのデュエットは当時話題になり、このアルバムは、第47回グラミー賞において「年間最優秀アルバム賞」と「年間最優秀レコード賞」を含む計8部門を獲得しました。今回のライヴは、今もレイ・チャールズを愛して止まない世界の歌姫ノラ・ジョーンズと、現代最高のトランペッター「ウィントン・マルサリス」、アメリカ音楽の重鎮ウィリー・ネルソンと、豪華な顔ぶれが同じステージに立った奇跡の一夜でした!アルバム「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン~ライヴ・イン・NY」は、2009年2月10日にニューヨークのリンカーン・センターで行われた「レイ・チャールズ」へ捧げた夢のライヴを収録したものです。演奏は、ウィントン・マルサリス・クインテットで、ノラ・ジョーンズは本編中、ボーナストラックを含め7曲で参加しています。実力あるアーティスト達の競演ですから、全編聞きごたえのある作品と言っても過言ではありません。

2011.04.16 | Saturday
「RUMER」

今週のアーティストは、10年の下積み生活を送り、31歳でデビューした、遅咲きの女性シンガー「ルーマー」を紹介しましょう。本国イギリスで昨年リリースしたデビュー・アルバム「シーズンズ・オブ・マイ・ソウル」は大ブレイクし、リードシングルの「スロウ」は、配信チャートで1位を記録しました。そして、日本でのデビュー盤が先月リリースされ話題になっています。彼女は、サウスロンドンで様々な仕事を掛け持ちしながら音楽活動を続け、2005年にジェイムス・テイラーと、カーリー・サイモンの息子であるベン・テイラーと一緒に仕事をした時、母親カーリーの家に泊まり、
一緒に歌うという機会に恵まれます。そして、その年の暮れにルーマーの名前を聞きつけたバート・バカラックが、自分の歌を歌って欲しいと、わざわざ彼女をカリフォルニアへ呼びます。その結果、2010年にメジャーデビュー!という幸運が彼女に訪れます。そんなバート・バカラックをも魅了したルーマーのアルバム「シーズンズ・オブ・マイ・ソウル」は、イギリスアルバム・チャート初登場3位を記録、現在イギリスでは4枚目のシングル「グッドバイ・ガール」がラジオでオンエアー中です。

今週のアーティストは、ソウルの街「フィラデルフィア」近郊、ペンシルヴェニア州チェスター出身26歳のシンガー、
黒人の父とイタリア系の母を持つ「ケヴィン・マイケル」の新作「インターナショナル」を紹介します。ケヴィン・マイケルは、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、プリンスなどに影響を受け、2008年、ナールズバークレイを輩出した個性派レーベル「DOWN TOWN RECORDS」から、ワイクリフ・ジョン、ルーペ・フィアスコ、Q・ティップら豪華ゲストが参加したデビューアルバム「KEVIN  MICHAEL」をリリース!プリンスを思わせるハイトーンヴォーカルにソウル、ファンク、レゲエなどの要素をプラスした独自の"ソウル・ミュージック"は、当時日本でも輸入盤店で話題になりました。今回のアルバムは待望の2作目で、前作同様、ソウルフルなボーカルをベースに、ポップなメロディ&軽快なトラックが収録され、「今作のコンセプトは非常にシンプルで、自分の中でできるだけポップなものになる様に心掛けた」と、ケヴィン・マイケル本人が語っています。

2011.04.02 | Saturday
JEFF BECK

今週のアーティストは、ギターフリークにはたまらないアルバムを紹介しましょう。アーティストは「ジェフ・ベック」世界3大ギタリストの1人として多くのファンが日本にもいますが、先日アメリカNYイリディウム・クラブで行われた、完全招待のプレミアム・ライヴ音源がリリースされました。アルバムは「ライヴ・アット・イリディウム~レス・ポール・トリビュート」。タイトルから分かるように、音楽の歴史に名を刻むギタリスト「レス・ポール」のトリビュートライブです。「イリディウム・クラブ」は、レス・ポールが定期的に出演していた老舗クラブ。ジェフのライブアルバムはその会場で、故レス・ポールの為になんと、ギターの名器レス・ポールを中心に持ちプレイを行いました。たった2日間の超スペシャルなイベントで、ゲストにはブライアン・セッツァー、イメルダ・メイ、ゲイリー・US・ボンド等が登場。演奏曲目は、ヤードバーズ時代の名曲「トレイン・ケプト・ア・ローリン」を始め「クルージン」、「プア・ボーイ」など、このアルバムでしか聴けない貴重な内容となっています。

今週のアーティストは、「エ!あのアーティストがこのジャンル?」と驚いてしまう、「シンディ・ローパー」のアルバムです。2008年の「ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク~究極ガール」以来となる2年半振りの新作「メンフィス・ブルース」は、彼女が愛してやまないブルースに挑戦した作品です。シンディと言えば、1983年のデビューアルバム「シーズ・ソー・アンユージュアル」の大ヒット曲「ハイスクールはダンステリア」から、ポップスシーンシンガーのイメージが浮かびますよね。そんな彼女が、ブルースに初挑戦したのが今回の新作「メンフィス・ブルース」です。アルバムは、ブルースの聖地メンフィスでレコーディングが行なわれ、B.B.キング、ジョニー・ラング、アラン・トゥーサン、アン・ピーブルズ、チャーリー・マスルホワイトら大御所がゲスト参加し、ブルースの名曲が、シンディのヴォーカルで新たな生命が吹き込まれ、甦っています。1953年にNY・ブルックリンで生まれた彼女は、12歳でギターを手に歌詞を書き始め、最初に弾いた曲は「グリーンスリーヴス」だったそうですが、ブルースへの熱い思いは何歳から芽生えたんでしょうね。

今週のアーティストは、2009年のデビューアルバム「バイブル・ベルト」が大ブレイクし、注目シンガーになった「ダイアン・バーチ」の新作「ザ・ヴェルベティーン・エイジ」を紹介します。今回の作品は7曲入りのミニアルバムで、彼女が10代の頃に聞いて影響を受けた曲のカバーソング集。取り上げた楽曲は、ロックの代表的アーティスト「ザ・キュア」、「エコー&ザ・バーニーメン」、「ジョイ・デヴィジョン」、「スージー・アンド・ザ・バンシーズ」などですが、バーチのオリジナル?と錯覚してしまうほど、彼女流のサウンドになっています。ちなみに、バックバンドは、ブルックリンのファンク&ソウル・バンド、「ザ・フェノメナル・ハンドクラップ・バンド」が務めているそうです。さて、以前このコーナーでデビュー作を取り上げた「ダイアン・バーチ」ですが、伝道師の父とともに世界各地を転々とし、クラシック音楽を通してミュージシャンとしての基礎を築きました。

2011.03.05 | Saturday
「BEADY EYE」

今週のアーティストは、全世界が注目のバンド「ビーディ・アイ」を紹介します。今年イギリスで活動を開始したバンドですが、そのサウンドを聞けば、彼らの凄さがわかります。元オアシスの「リアム・ギャラガー」と聞けば、「あの新バンドがついに活動を開始するんだ!」と、興奮の声を上げるファンも多い事でしょう。そうです。先月23日に「ビーディ・アイ」の世界デビューアルバム「ディファレント・ギア、スティル・スピーディング」がリリースされ、リードシングルの「ザ・ローラー」が日本の各ステーションでパワープレイになっています。ご存知のように、1991年にイギリスマンチェスターで結成された「オアシス」。アルバム全7作が全英1位、さらに全世界で5000万枚以上のセールスを記録し、数々の歴史を塗り替えてきたバンドでしたが、ギタリスト&ボーカリスト、ソングライターのノエル・ギャラガーが、2009年の脱退を機に「オアシス」は終焉します。そして、リアムが新に作ったバンドが「ビーディ・アイ」です。メンバーはゲム・アーチャー、アンディ・ベル 、クリス・シャーロックの4ピースバンドですが、サウンドがまさに「オアシス」!あのサウンドが再び音楽シーンに戻ってきました。

今週のアーティストは、1980年、スウェーデン ストックホルム生まれ。日本人の父とスウェーデン人の母を持つ女性シンガー「マイア・ヒラサワ」の最新アルバムをピックアップします。彼女は2007年にアルバム「Though,I'm Just Me」でソロ・デビューを果たし、その個性的な歌声とカリスマ性が瞬く間に話題となり、ゴールドディスクを獲得。スウェーデン国内の音楽賞にもいくつかノミネートされます。そして、スウェーデンの音楽配信チャートで、2週連続ナンバー1を記録するなど、多くの支持を得ます。2009年、スウェーデンでセカンドアルバム「GBGVSSTHLM」、2010年にはEP「DROM BORT MIGIGEN」をリリース。その後、一時仙台に居住し、日本国内での活動をスタートさせました。そして、彼女の作品が国内CMソングに起用され、今、日本で話題のシンガーになっています。今回リリースの新作は、既存の曲と新曲で構成され、リードシングルの「イット・ダズント・ストップ」は古い友人から手紙をもらい、その時感じたことを歌詞にしたとか。ちなみにアルバムは英語、スウェーデン語に加え、日本語の歌も収録されています。

今週のアーティストは、イギリスでアルバムセールス20万枚を突破した新人アーティスト「イライザ・ドゥーリトル」のデビューアルバムをピックアップします。シンガーのイライザは、ロンドン出身、21歳の女性シンガー・ソングライター。彼女はオールディーズ、モータウン、リズム&ブルース、ソウル、ジャズ、スカなど、様々なヴィンテージサウンドのエッセンスを盛り込んだ曲を作り上げています。ピアノ好きの父と、歌うことが好きな母のもとで育ったイライザ。
彼女が曲作りを始めたのは12歳の時で、「将来歌手になりたい」と母親に話した時、「自分で曲を書いてみたら」と言われたのがキッカケだったとか。その後、16歳で音楽出版会社と契約を果たします。彼女が影響を受けたアーティストは「ビーチ・ボーイズ」「キンクス」「スティーヴィー・ワンダー」などだったとか。さて、今日ピックアップしている「イライザ・ドゥーリトル」のデビューアルバムは、本国イギリスでは昨年7月にリリースされ、ゴールドディスクに輝いています。アメリカのリリースは今年3月ですが、日本では一足早く来週水曜日にリリース予定です。すでにリードシングルの「スキニー・ジーンズ」が配信中です。

2011.02.05 | Saturday
「ADELE」

今週のアーティストは、イギリス・サウス・ロンドン出身、
22歳のシンガーソングライター「アデル」のセカンドアルバム「21」をピックアップします。
さて、2月は音楽のアカデミー賞と言っても過言ではないグラミー賞の
授賞式がアメリカ・ロサンゼルスで行なわれますが、
今年は日本時間の2月14日午前9時半から行われます。
どんなアーティストに賞が送られるか楽しみですが、
今日紹介の「アデル」は、2009年、第51回グラミー賞の主要部門
「最優秀新人賞」と、「最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」の2部門を受賞。この受賞で一躍有名になった天才シンガーです。
2008年のデビューアルバム「19」は、
全世界で200万枚のセールスを記録していますが、
3年振りにリリースする新作は、それ以上のセールスが期待できる作品に仕上がっています。セカンドアルバム「21」の収録曲は、
LA近郊のマリブで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、
JAY-Zなどをプロデュースした「リック・ルービン」と共に録音され、
その後ロンドンに戻り、完成させました。
すでにリードシングルシングルの「ローリング・イン・ザ・ディープ」が、昨年12月より、デジタル配信されヒット中です。
収録曲は15曲で、イギリスのテレビ番組で披露された
「サムワン・ライク・ユー」や、ザ・キュアーの代表曲「ラヴソング」のカバーも収録!!日本盤にはボーナストラック4曲がプラスされています。

2011.01.29 | Saturday
「ALEX BAND」

今週のアーティストは、2000年にアメリカ・ロサンゼルスで活動を開始。2001年のアルバム「カミーノ・パルメーロ」からのシングル「ウェアエヴァー・ユー・ウィル・ゴー」の大ヒットでブレイクした「ザ・コーリング」。そのバンドボーカル「アレックス・バンド」のソロアルバムをピックアップします。ザ・コーリングは2005年に解散しますが、アレックスはソロシンガーとして再出発を果たしました。ちなみに、アレックスが表立った活動を休止していた間も、曲作りを行っていたようですが、レコード会社との契約が上手くいかずソロデビューまで時間がかかったようです。
やっと昨年、EMIレコードとの契約が成立し、今回のソロデビューに至りました。ところで、ザ・コーリングのヒット曲「ウェアエヴァー・ユー・ウィル・ゴー」をアレックスが書いたのは若干16歳、リリースは19歳の時でした。そんな彼も今年6月で30歳になります。2005年から今年までミュージックシーンの最前線から離れていましたが、「幾年も共に暮らしてきた曲たちを、今みんなと共有するんだ。ソロとして再出発を果たし、世界にもう一度自己紹介しているのさ」
とコメントするアレックス。時間が彼を一回り大きく成長させたようです。

2011.01.22 | Saturday
「DAN BAKER」

今週のアーティストは、イギリス南部の街「ボーンマス」を拠点に活動する「ベイカー・ブラザース」の一人「ダン・ベイカー」のソロデビュー作をピックアップします。「ベイカー・ブラザース」は、今日紹介の兄「ダン・ベイカー」と、弟「リチャード・ベイカー」兄弟に、友人のクリス・ペドリーを加えた3人組。2003年のデビュー作に続いてリリースされた、2006年のセカンドアルバム「ベイカーズ・ダズン」は、ヴォーカル曲やブラス・セクションを導入し大ヒットを記録、日本でもジャズ売り場を中心に「もっとも売れるジャズ・ファンク・バンド」として知名度は高いようです。さて、バンドとは別に、今回ソロアルバム「モノフォニック・オーケストラ」をリリースした「ダン・ベイカー」は、ギター、キーボードを中心にバイオリンなど、マルチな才能を発揮するプレイヤーで、生まれ持った音楽の才能、センスに加え、メカニックにも強いマルチアーティスト。あの「スティング」の娘にもプライベートで教えていたそうです。ステージでは可能な限り、全パート同時プレイで、体を全て使い演奏する!と言いますから、視覚的も非常に面白いソロプロジェクトのようです。選曲は、スペシャルズの「ギャングスターズ」、ブッカー・Tの「ジャマイカ・ソング」、ジャミロクワイの「ヴァーチャル・インサニティ」、ホワイト・ストライプスの「セブン・ネーション・アーミー」などなど、耳馴染みのある全12曲をセレクトしています。

2011.01.15 | Saturday
「TAKE THAT」

今週のアーティストは、イギリス、マンチェスター出身の5人組ポップ・グループ「テイク・ザット」です。1991年に自主制作曲を発表!それが話題になり、同年秋メジャー契約。翌1992年リリースの「イット・オンリー・テイクス・ア・ミニット」(イギリス7位)から火がつき、1993年にリリースした「PRAY」は、イギリスチャート1位になり、以降1994年まで、出すシングルが1位を記録しました。しかし、1995年にメンバーのロビー・ウィリアムスの脱退を機に「バック・フォー・グッド」でアメリカ進出を果たしますが、結果、1996年グループは解散を表明します。脱退したロビー・ウィリアムは、ソロ・シンガーとしても大成功を収め、世界的なシンガーとして活躍しています。そんな彼が今年テイク・ザットのフロントマン、ゲイリー・バーロウとのデュエット曲「Shame」を発表!「ひょっとしたらロビーはメンバーに戻るかも?」そんな噂が囁かれていましたが、昨年12月リリースのアルバム「プログレス」にロビー・ウィリアムスが復帰!なんと15年振りに5人のテイク・ザットが帰ってきました。今回の再結成を機にツアースケジュールを発表!内容は14日間に及ぶ大規模なスタジアム・ツアー、それに続く6日間のヨーロッパツアーとなっていますが、是非その勢いで来日を期待したいですね。

今週のアーティストは、2007年のデビューアルバム「リトル・ヴォイス」が、アメリカでゴールドディスクを獲得!デビューシングル「こんなハズじゃなかったラブ・ソング」が、200万枚のセールスを記録した女性シンガー「サラ・バレリス」。彼女の新作「カレイドスコープ・ハート」を紹介します。すでにアメリカでリリースされ、9月に全米アルバムチャート初登場1位を記録し、ファーストシングル「キング・オブ・エニシング」は、50万枚近くの売り上げで大ヒット記録中です。さらに、昨年末に発表された2010年度、第53回グラミー賞のノミネーションに「キング・オブ・エニシング」が選ばれています。ちなみに、彼女の本名は「サラ・ベス・バレリス」で、1979年12月7日、アメリカ生まれ。今年32歳になるシンガーソングライターです。作曲はピアノで行い、まわりからは「ノラ・ジョーンズ」や
「フィオナ・アップル」と言われているようですが、彼女自身は「エルトン・ジョン」や「ベン・フォールズ」のような、インテリジェントポップスに魅力を感じているようです。さて、リリース間近の新作「カレイドスコープ・ハート」ですが、デビューアルバム同様、ポップなサウンドがいっぱい詰まっています。

今年最初のアーティストは、日本でも人気のシンガー「ダニエル・パウター」です。2006年のデビューアルバムが世界でブレイクし、一躍注目のシンガーになった彼ですが、シングル「バッド・デイ~ついてない日の応援歌」が世界各国で大ヒットを記録。アメリカでは、5週連続で1位になり、2006年シングル・チャートの年間1位となりました。日本でも「ダニエル・パウター」は人気で、サマーソニック06、そして単独ツアーでコンサート来日も実現しています。ちなみに、デビューアルバムの売り上げは80万枚を突破と、洋楽シンガーとしては異例の売れ行きを記録。さらに、着うたの配信がスタートして以来、洋楽として、「バッド・デイ~ついてない日の応援歌」は最も売れた着うたになっています。そんな彼が昨年末、およそ2年ぶりのニュー・アルバム「ベスト・オブ・ミー~ベスト・オブ・ダニエル・パウター」をリリースしました。タイトルからわかるように、2006年デビューアルバム、2008年のセカンドアルバムからのヒット曲が収録されていますが、ベストアルバムのためにレコーディングされた新曲3曲が注目です。リードシングルは、SMAPに提供した「クライ・フォー・ザ・スマイル」のセルフカバーで、タイトルを「ルーズ・トゥ・ウィン」に変えています。ほかにも、彼らしい作品で「カム・ホーム」、「フォール・イン・ラヴ」の2曲。特に「フォール・イン・ラヴ」は、アップテンポなラヴ・ソングで、モンキーズの名曲「デイドリーム・ビリーヴァー」を彷彿させる作品です。

今週は、2010年グラミー賞で「最優秀レコード」、「最優秀ロック・ソング」、「最優秀・ロック・パフォーマンス」の3冠を獲得!2008年発表のアルバム「オンリー・バイ・ザ・ナイト」が全世界で700万枚のセールスを記録したバンド、「キングス・オブ・レオン」をピックアップします。さて、アメリカ テネシー州ナッシュビル出身、ケイレブ、ネイサン、ジャレッドの3人兄弟と、従兄弟のマシュー・フォロウィルの4人で結成され、2003年にデビューした「キングス・オブ・レオン」ですが、先月5枚目のアルバム「カム・アラウンド・サンダウン」をリリースしました。すでに海外で発売され、イギリスでは、発売1週目にして本年度最高の売り上げを記録し、バンド史上3回目となる初登場1位にランクインしました。また前作「オンリー・バイ・ザ・ナイト」で本格的ブレイクを果たした母国アメリカでも、ニュー・アルバムが、バンドとして自己最高位の初登場2位を記録。その他、オーストラリア、ベルギー、などでも軒並み初登場1位記録しています。今回の新作「カム・アラウンド・サンダウン」は、地元ナッシュビルを離れ、NYで録音されました。すでにオフィシャル・サイト上で発表されている、ゴスペルをフィーチャーしたリードシングル「レディオアクティブ」は、各国のシングルチャートにランクインしています。

全米レコード協会が、初のクリスマス楽曲として2006年に認定し、売り上げ1200万以上を記録!いまだに1994年の作品、「恋人たちのクリスマス」がクリスマス楽曲の中で過去最高の売り上げを記録しているアーティスト!と言ったら皆さんお分かりでしょう、そうです「マライア・キャリー」。マライアとウォルター・アファイナシエフにて作曲された「恋人たちのクリスマス」はこの時期必ず流れる楽曲ですね。そんなマライアが、今年、大ヒットアルバム「メリー・クリスマス」の続編「メリー・クリスマス II ユー」をリリースしました。代表曲「恋人たちのクリスマス」の再レコーディングされたバージョンも収録されているほか、「ああベツレヘムよ/リトル・ドラマー・ボーイ(メドレー)」、「サンタが街にやってくる」など、定番のクリスマスソングが収録されています。中でも「神の御子(みこ)は今宵(こよい)しも/ハレルヤ・コーラス」は、マライアの母親「パトリシア・キャリー」が参加しています。

今週は、1985年に「ウエスト・エンド・ガールズ」のヒットで全世界が注目したポップ・デュオ「ペット・ショップ・ボーイズ」の新作をピックアップしました。1981年、音楽誌のエディターだったニールと、大学で建築学を学ぶ学生だったクリスが、偶然ロンドンの楽器店で出会い、意気投合!これがユニットのスタートでした。当初は「ウエストエンド」という名前でしたが、後に「ペット・ショップ・ボーイズ」に変更し、現在に至っています。「ウエスト・エンド・ガールズ」のヒット以降、「哀しみの天使」、「とどかぬ思い」など、デビュー以来、14年間で35枚のシングルを発表!そのうち32曲がイギリスチャートトップ20にチャートインしていますから、世界トップのデュオ!と言っても過言ではありません。特に、1993年のシングル「ゴー・ウエスト」は世界中でNO.1を獲得。ヨーロッパで「ゴー・ウエスト」はサッカーの大試合で必ずファンが歌うアンセムになっているほか、日本でもFISワールドカップスキー番組のテーマソングに起用されヒットしています。そんな彼らのベストアルバム「究極のペット・ショップ・ボーイズ」が本国イギリスで11月に、国内盤も今月8日にリリースされました。ヒット18曲プラス新曲という内容で、ペット・ショップ・ファンにはたまらない作品と言えますね。

今週は、今年2010年で結成40周年目のビッグ・グループ「ザ・ドゥービー・ブラザーズ」の新作「ワールド・ゴーン・クレイジー」をピックアップしました。1970年にアメリカ・サンホセで結成され、1970年代に日本で人気を得たグループですが、1977年には結成当時の中心人物「トム・ジョンストン」が脱退!代わりにキーボード・プレイヤーのマイケル・マクドナルドが参加し、バンドサウンドは都会的な洗練されたモノに変身します。1978年の「ミニット・バイ・ミニット」からのシングル「ホワット・ア・フール・ビリーヴ」が、グラミー賞のソング・オブ・ザ・イヤーに選ばれます。その後、洗練されたサウンドで活躍を続けますが、1982年に解散。しかし、1989年には結成当時のメンバーを中心に再結成。アルバム「サイクルズ」「ブラザーフッド」をリリースしています。今回の新作は10年振りのアルバムで、1970年代に彼らの名作の数々を手がけた盟友、テッド・テンプルマンがプロデューサーですから、結成当時のウエストコーストサウンド満載の内容です。さらに、後期ドゥービー、グラミー賞獲得の要だった「マイケル・マクドナルド」もゲスト参加!トム・ジョンストン期の快活ギター・ロックから、マイケル・マクドナルド期のAOR色の強いサウンドの両方が聴けるアルバムになっています。

今週は「ユア・ビューティフル」が大ヒットし、日本でも人気の「ジェームス・ブラント」の新作「サム・カインド・オブ・トラブル」をピックアップしました。こちらは3年振り3作目のアルバムで、すでに10月初めには、ファースト・シングル「ステイ・ザ・ナイト」の配信がスタートし、国内洋楽チャートでもヒット中です。9月29日には、ロンドンで500人のラッキーなファンを招待したシークレットライブを行うなど、新作プロモーションを精力的に行っている「ジェームス・ブラント」。日本では、今月17日、東京 代官山UNITで、一夜限りのスペシャルライヴを行いました。さて、待望の新作「サム・カインド・オブ・トラブル」は、テイク・ザット、ジェイムス・モリソン、ラスカル・フラッツらに楽曲を提供していた「スティーヴ・ロブソン」との共同プロデュース作品。アルバム制作は、スタジオで音を出しながら曲作りをして行い、バンド・オリエンテッドなサウンドとなっているようです。「ジェームス・ブラント」は、2004年にイギリスで、デビュー・アルバム「バック・トゥ・ベッドラム」をリリース!デビュー・シングル「ハイ」は、イギリスシングル・チャートでTOP10入りを記録します。そして、彼の人気を決定づけたのが、イギリスでのサード・シングル「ユア・ビューティフル」。日本でもおなじみのナンバーですよね。2005年にイギリスとアメリカで、シングル・チャート1位を獲得!イギリスの男性シンガー・ソング・ライターとしては、エルトン・ジョンの「キャンドル・インザ・ウィンド」以来のNO.1ヒットになっています。

今週は、年末に公開される映画の注目作品「SPACE BATTLESSHIPヤマト」の主題歌をピックアップしました。意外だったのが、この曲を歌う「スティーヴン・タイラー」初のソロ作品だと言うこと。エアロスミスの結成が1970年ですから、なんと40年目にして初のソロには驚いてしまいます。さて、映画の方はご存知、大ヒットアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版!映画の公開は12月1日です。「スティーヴン・タイラー」の歌がどんなシーンで流れるか興味津々ですね!と言うのも、今回の映画は宇宙を舞台にした作品。過去、エアロスミスが担当し、大ヒットを記録した映画がありましたよね。そう!1998年公開の作品「アルマゲドン」です。今回の新曲は、「アルマゲドン」の主題歌「ミス・ア・シング」同様、壮大なバラードなんですね。この曲が生まれたのは、監督とヤマト制作陣が、スティーヴン・タイラーサイドに熱烈オファーを送った事に始まります。制作サイドの熱意と、宇宙戦艦ヤマトの世界観に感銘したスティーヴンは、この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の為に、オリジナル曲「LOVE LIVES」を書き下ろしました。「スティーヴン・タイラー」は1948年、ニューヨーク生まれですから、今年62歳!相変わらずの熱いボーカルは、今回の映画ヒットの追い風になりそうですね。

2010.11.13 | Saturday
「LUCKY SOUL」

今週は、2007年にメジャー・デビューアルバム「THE Great Unwanted 恋はゴージャスに」で高い評価を受けたバンド「ラッキー・ソウル」です。先月リリースされたセカンドアルバム「ア・カミング・オブ・エイジ」をピックアップします。「ラッキー・ソウル」は、イギリス・グリニッジ出身のバンドで、編成は6名、特にボーカルの「アリ・ハワード」のキュートな声は、バンド最大の個性です。アルバムの資料に「サウンドは60'S MEETSニュー・ウェイブ!
ロネッツ、シュープリームスのようなモータウンやリバプール・サウンドに通ずる60'Sサウンド」と書かれていますが、究極のポップ!と言う言葉がピッタリなサウンドですね。このセカンドアルバム「ア・カミング・オブ・エイジ」は、バンドの中心人物「アンドリュー・レイドロウ」がプロデュースし、曲作りに2年、レコーディングに1年を費やして完成されました。収録曲の「LOVE3」では、アンドリューが、アリに230回も歌い直しをさせるという、音の魔術師「フィル・スペクター」ばりの完璧さを追求したとか。作品全般を通して聞くと、紅一点ボーカル「アリ・ハワード」の声が心に残ります。HFMの夕方プログラム「バイブ・オン・ミュージック」10月の洋楽パワープレイ(バイブ・オン!ワールド)「ウォウ・ビリー」をオープニングに、パンクロック風、カントリー風、モータウン風などなど、1960年代から続く、黄金のポップスが凝縮された1枚と言っても過言では無いと思います。

2010.11.06 | Saturday
「JAMIROQUAI」

今週は、1993年にメジャー・デビューアルバム「ジャミロクワイ」で大ブレイクを果たした彼らの最新アルバムを紹介します。このアルバムは、7作目のスタジオ作品で、5年振りの新作になります。タイトルは「ロック・ダスト・ライト・スター」です。さて、「ジャミロクワイ」と言えば、ボーカル「ジェイ・ケイ」の独特な風貌とダンスパフォーマンスが浮びます。今年放送されたカップ麺のCMで、ジャミロが1996年に発表した楽曲「ヴァーチャル・インサニティ」と共に、動く床と戯れるように歌うジェイ・ケイの姿が放映されましたが、あの動きは独特で強烈なインパクトがありましたよね。ジャミロクワイがこれまでリリースしたシングル、
トータル20曲はすべてチャートインし、アルバムは全世界でベスト盤を合わせて通算2500万枚のセールスを記録しています。キャリア18年目となる今年にリリースされた新作は、5年の年月が凝縮された内容になっています。ちなみに、ファーストシングルの「ホワイト・ナックル・ライド」は、シンセサイザーを駆使したディスコ・チューンですが、この曲が書かれたのは2年前にまでさかのぼるそうです。曲の内容には、「自分が望むものには、気をつけたほうがいい」というメッセージが込められているとか。

今週は、メジャー・デビュー40周年を迎えた「オリビア・ニュートン・ジョン」のベスト盤「オリビア・ニュートン・ジョン40/40~ベスト・セレクション」を紹介します。1970年に、イギリスのミュージカル映画「オリビア・ニュートン・ジョンのトゥモロー」のオリジナル・サウンドトラックでメジャー・デビューを果たした彼女。今年2010年で丁度40年になりますね。デビュー以降、1974年の「愛の告白」、75年に大ヒット曲「そよ風の誘惑」、78年「愛のデュエット(ウィズ・ジョン・トラボルタ)」、80年「ザナドゥ」、「マジック」、81年「フィジカル」の6曲が全米シングル・チャートのNo.1に輝き、デビュー以来素晴らしい活躍を続けています。しかし1990年代には父親の他界、さらに乳ガンとの闘病という過酷な試練を立て続けに経験しましたが、1994年には自主制作盤「ガイア」で、見事に復活を遂げています。さて、今回のベスト盤ですが、日本のファン投票で収録曲が決定しました。そして、リリースを記念しおよそ4年ぶりとなる、オリビア・ニュートン・ジョンの来日公演が決定!日程は11月25日(木)東京Bunkamuraオーチャードホールを皮切りに、金沢、名古屋、大阪公演が予定されています。

2010.10.23 | Saturday
「SANTANA」

今週も、先週の「エリック・クラプトン」と同じく、スーパーギタリストである「サンタナ」の新作「ギターヘヴン~グレイテスト・ロック・クラシックス~」を紹介します。先週紹介したクラプトンの新作は、彼の好きな曲のカバーと、オリジナルという内容でしたが、サンタナの新作「ギターヘヴン」は、ロック史に輝くギター・ロック・クラシックスを取り上げたカバーアルバムになっています。ここ10年のサンタナは、世代やジャンルを超えたアーティストとのコラボを行っていますが、1999年のアルバム「スーパーナチュラル」はその代表作ですよね!
なかでも、マッチボックス・トゥエンティのフロントマンである「ロブ・トーマス」をフィーチャーした「スムーズ」は、全米チャート1位を記録し、その年のグラミー賞9冠、アルバムは全世界で2600万枚の売り上げを記録しました。その成功から10周年に当たる今年にリリースされた本作品も、現在を代表するバンドの強力なフロントマンを多数起用し、サンタナ史上、最もストレートで若々しいロックサウンドに仕上がっています。美しく流麗なインディア.アリーとヨーヨー・マ参加のビートルズのカバーを筆頭に、ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズ、ドアーズなど、ボーナス・トラックを含め、全14曲が収録されています。ちなみに、元「ブランキー・ジェット・シティ」ボーカル&ギタリストの「浅井健一」をボーカルに迎えた「ラ・グランジ」も注目の曲ですよ。

2010.10.16 | Saturday
「ERIC CLAPTON」

今週は、ソロ活動40年になるビッグ・アーティスト「エリック・クラプトン」の新作「クラプトン」を紹介します。今回のアルバムは、1992年のグラミー賞「最優秀アルバム」を受賞した大ヒット作、「アンプラグド~アコースティック・クラプトン」を彷彿させる内容で、ブルージー&ジャジーな内容になっています。作品はカヴァー曲とオリジナル楽曲を集めたもので、9月22日に日本先行発売されました。アルバムからの日本ファーストシングルは何と名曲「枯葉」。他にも、アーヴィング・バーリンの「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」や、ホーギー・カーマイケルの「ロッキン・チェアー」といった偉大な作曲家の作品も取り上げています。ゲスト・ミュージシャンもクラプトン仲間!と言ってもいい顔ぶれで、シェリル・クロウ、デレック・トラックス、J.J.ケイル、アラン・トゥーサン、ウィントン・マルサリス、トロンボーン・ショーティなどが参加しています。その中のデレック・トラックスは、新3大ギタリストと呼ばれ、先輩クラプトンに続く現代のトップギタリストの一人です。すでに、配信アルバムチャートでベスト3入りし、ロックチャートでは1位を記録していますが、今後のセールスも注目されます。

今回のアルバムは彼女にとって3作目で、ビッグ・マシーン・レコードからリリースされます。収録曲は全14曲で、すべてテイラー自身の作品。プロデュースは、テイラーと共に、ネイザン・チャップマンが担当しています。このアルバムからのファーストシングルは「MINE」ですが、ネット上への音源流出事件を受けて予定を繰り上げ、すでにネット配信が始まっています。流出した音源ファイルのクオリティは低く、iTunesやラジオを通じて、きちんとした形のサウンドをファンに聴いてもらいたいという理由から、急遽リリースが決定しました。日本でのアルバムリリースは来月上旬の予定ですが、すでにこの「MINE」がヒットしています。「テイラー・スウィフト」の日本でのデビューアルバムは、2009年リリースの「フィアレス」ですが、実はセカンドアルバムで、デビュー作は、2006年の「テイラー・スイフト」になります。このアルバムは、アメリカで400万枚のセールスを記録し、彼女はわずか16歳でグラミー賞最優秀新人賞にノミネートされます。さらに、デビューアルバムは150週以上連続でアメリカ・アルバム・チャートTOP200にランクイン。20世紀に入って最も長い期間、ランクインしているアルバムになっています。

今週はグラミー賞アーティスト「ジョン・レジェンド」の新作「ウェイク・アップ」をピックアップします。「ジョン・レジェンド」にとっては、前作「リヴォルバー」からおよそ2年振りの新作ですが、今回はジョン本人のアルバムではなく、以前からジョンと交流が深いことでも知られる、フィラデルフィア出身の人気ヒップホップ・バンド「ザ・ルーツ」との全編コラボ・アルバムになっています。作品は、ダニー・ハザウェイ、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノートなど、1970年代の社会派ソウル・アーティストの名曲をカヴァーするというもので「ジョン・レジェンド」の音楽のベースが伺えます。ちなみに、今回ジョンとコラボの「ザ・ルーツ」ですが、1990年代初期の「ジャズ・ヒップホップ」の流行の中でシーンに登場!サンプリング、プログラミングとDJを中心にした既存のHIPHOPを、より音楽的に進歩させたバンドです。グラミー賞にも6回ノミネートされ、エリカ・バドゥをフィーチャーした「ユー・ガット・ミー」では、グラミー賞のベスト・ラップ・パフォーマンス(Best Rap Performance by a Duo or Group)を受賞しています。さて、アルバムの先行シングル「ウェイク・アップ・エブリバディ・feat・コモン&メラニー・フィオナ」がすでにヒット中で、アルバムも話題になっていますが、この曲のオリジナルは「ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツ」の1975年のヒット作品です。

今週は、久々のロック作品です。アーティストは、これまでリリースした作品が全世界でトータルセールス5000万枚以上を誇る「リンキン・パーク」。9月15日にリリースされた、彼らの新作「ア・サウザンド・サンズ」をピックアップします。今回の新作は、3年半振り通算4枚目となるオリジナル・アルバムで、U2、ジョニー・キャッシュを手掛けた「リック・ルービン」と、リンキン・パークのマイク・シノダの共同プロデュース作品になっています。ちなみに、2007年リリースの前作「ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」と同じ顔合わせになっています。
今回の新作に関してバンドからは、「このア・サウザンド・サンズは、あくまでもアルバムとして楽しんでもらいたいという思いで作られたものであることを知って欲しい。多くの人はシングルという、より小さい単位で曲を楽しむようになっている事を僕達は認識している。しかし、アルバムを最初から終わりまで通して聴いた時にしか得られない体験があるということを、僕達は知らせなければならない」と、リンキン・パーク自身が執筆したバイオグラフィーが届いています。確かに、1970年代のロックは、アルバム全体を通じてメッセージを伝える作品が多かった事を思うと、新作「ア・サウザンド・サンズ」は、ロックの原点に戻った作品のようです。アルバムリリースを前に配信され、現在全米でヒット中のリードシングル「ザ・カタリスト」は、ゲーム「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」のテーマ曲に決定し、このタイアップを記念して、リンキン・パーク自身がデザインを手掛けたガンプラ付のアルバムもリリースされます。

2010.09.18 | Saturday
「TAHITI80」

今週のアーティストは、今年のサマーソニック2010東京に出演した「TAHITI80」の新作をピックアップします。9月8日に、日本デビュー10周年!というアニバーサリーイヤーを記念したコンプリート・ベスト・アルバム「シングルズ・クラブ」がリリースされました。新作は監修と選曲全てをバンド自身が行い、更に映像特典と、新曲「ミー・アンド・ザ・プリンセス」が収録されています。2008年にリリースされた「JOULUPUKKI ep(ヨウルプッキ)」から2年振りのアルバムですが、今回はベスト盤で、過去にリリースされたシングルが収録されています。TAHITI80は、フランス ノルマンディー地方、ルーアンの大学生だったボーカルのグザヴィエを中心に活動をスタート。フランスは母国語を重んじる国ですが、結成当初から英語で歌うバンドとして活動しました。デビューは1998年で、ニューヨークレコーディングのアルバム「パズル」が話題になり、2000年にアメリカ、イギリス、そして日本でデビューを果たします。さて、話をアルバムに戻しますが、サウンドと共にジャケットのアートワークも特徴です。今回の「シングルズ・クラブ」も、今までのタヒチ作品を手がけてきた巨匠ローラン・フェティスが担当しています。

2010.09.11 | Saturday
「STING」

今週は、ソロ・デビュー25周年を迎えた大ベテランシンガー、「スティング」の新作「シンフォニシティ」を紹介します。ちなみに前作「ウィンターズ・ナイト」のリリースが昨年10月でしたから、1年も経たないうちの新作のリリースになります。今回の「シンフォニシティ」は、由緒あるイギリスのオーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラとの共演で、大編成オーケストラをバックに、ポリス時代やソロのヒット曲などを録音し直した作品になっています。「マジック」、「ロクサーヌ」「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」などのお馴染みの曲がオーケストラで演奏されると、まるでクラシックのように聞こえ、"ベスト・オブ・ポリス&スティング"の壮大なシンフォニック・ヴァージョンに仕上がっています。収録曲は先ほど紹介した「ロクサーヌ」、「マジック」、「ネクスト・トゥ・ユー」がポリス時代の曲で、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」「ホエン・ウィー・ダンス」など、ソロでリリースした曲を含め全15曲になっています。新作リリースに合わせ、今年6/2カナダ・バンクーバー公演を皮切りに、ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラを引き連れての大規模な北米ソロ・ツアーが行われましたが、今月9/3からはヨーロッパ・ツアーが予定され、来年2011年春まで続く日程になっています。

2010.09.04 | Saturday
「HOOBASTANK」

ちょうど1ヶ月前の8月4日にリリースされた今回のアルバムは、過去リリースした作品をアコースティックサウンドでレコーディングした内容になっています。新曲として、アルバムタイトルの「イズ・ディス・ザ・デイ」と、「ホワット・アイ・メント・トゥ・セイ」の2曲が収録されています。日本でも大ヒットした「リーズン」のアコースティックバージョンは渋いサウンドになっていますよ。このアルバムリリースを機に、先月末「スペシャル・アコースティック・ギグ・ツアー」で来日を果たし、アコースティックライブを東京・名古屋・大阪で開催しました。
さて、「フーバスタンク」は、1994年に、LA近郊のハイスクールに通っていた(Vo)ダグラス・ロブと、(G)ダン・エストリンが意気投合し、バンドが誕生します。 メジャーデビューは2001年ですが、ブレイクしたのは2004年のセカンド・アルバム「ザ・リーズン」で、このアルバムは200万枚のセールスを記録し、世界的な成功を収めます。

2010.08.28 | Saturday
「MELEE」

今週は、1999年にバンドを結成したアメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティのバンド「メイレイ」の新作を紹介します。彼らのメジャーデビューは、2004年インディーレーベルからアルバム「EVERYDAY BEHAVIOR」をリリースします。その後、多くのライヴ活動を経て、彼らはメジャー・レーベル「ワーナー」と契約!メジャーデビューアルバム「デヴィルズ&エンジェルズ」をリリースします。この作品のリードシングル「永遠のハーモニー」がヒットし、一躍注目を集め、日本でも話題のアーティストになります。そんな彼らが、セカンドアルバム「ザ・マスカレード」を今月18日にリリースし、リードシングル「二人のムービー・スクリーン」が話題になっています。ちなみに、前作「デヴィルズ&エンジェルズ」と比べ、よりエレクトロな感じがプラスされているようで、「メイレイ」のソングライターの1人である「リッキー・サンズ」が「ピチカート・ファイブ」のファン!と言うのが関係しているのかもしれません。ところで、3年前の日本デビュー作では、ホール&オーツの「ユー・メイク・マイ・ドリームス」をカバーしていましたが、今作では日本のファンのために、クイーンのカバー「手をとりあって」をボーナストラックに取り上げています。このカバーに関し、作者であるクイーンのブライアン・メイは「メイレイの"手をとりあって"のヴァージョンは素晴らしい!クリスの声は驚くべきもの」とコメントしています。

2010.08.21 | Saturday
8/21オンエアリスト

ラヴァー・ラヴァー/ジェロッド・ニーマン
ロング・ベイビー・ロング・ベイビー・ロング/マルティナ・マクブライド
スティル・オン・ユア・サイド/BBマック
ステイ・ザ・セイム/ジョーイ・マッキンタイア
OMG・フィーチャリング・ウィル・アイ・アム/アッシャー
アイ・スティル・ビリーヴ/マライア・キャリー
クライング・フォー・ハリウッド/ジェームズ・ユール
ジェイデッド/エアロスミス
ホワイ・ドント・ユー・アンド・アイ・フィーチャリング・アレックス・バンド・オブ・ザ・コーリング/サンタナ
マイ・シェリー/シーナ・イーストン

今週は、昨年「ターニング・ダウン・ウォーター・フォー・エアー」でデビューした「ジェームズ・ユール」のセカンドアルバム「ムーブメント・イン・ア・ストーム」を紹介します。彼のサウンドは、アコースティック・ギターのフォークサウンドと、エレクトロサウンドの力強い4つ打ちビートが合体した不思議なサウンドです。1980年代の音楽ファンには懐かしく、今のリスナーには新しい世界観を与える彼のサウンドは、「今世紀、音楽史に残るべきアーティスト」とイギリスの音楽誌が大絶賛しているアーティストです。昨年11月にデビューアルバムをリリース。そして先月21日にはセカンドアルバムをリリースと、彼は今年、世界の音楽シーンで注目のアーティストです。ちなみに、日本で大ヒットした映画「20世紀少年」の主題歌、T.Rexの「20センチュリー・ボーイ」のリミックスは彼が手掛けたもので、DJの手腕もかなりのレベルです。「ジェームズ・ユール」の作り出す音は、アコースティック・ギターに溶け込むシンセサイザーサウンドにこだわり、1980年代に使われたアナログシンセの音を組み合わせています。昔のアナログシンセを使っているのか、サンプリングされたデジタルサウンドを使っているのか、詳しいデータはありませんが、80年代のテクノ世代を彷彿させるサウンドです。

今週は、初めてレコーディング・セッションを行った年から、今年でちょうど50年目のアーティスト「スティーヴィー・ワンダー」のベストアルバム「ラブ、ハーモニー&エタニティ」を紹介しましょう!この作品はキャリア50周年を記念した内容で、収録曲はスティーヴィー・ワンダーを表す3つのキーワード=LOVE(恋愛、家族愛、友情)、HERMONY(社会との"調和"、デュエット)、ETERNITY(永遠のメッセージ)を基に制作され、スティーヴィー本人の意向により日本独自の企画盤ながら、世界に向けて発売されるベストアルバムになっています。アルバムは3枚組で、先ほど紹介したように、ディスク1が「LOVE」、2が「HARMONY」、3が「ETERNITY」というコンセプトで50曲が選ばれています。さて、スティーヴィーは1950年5月13日アメリカミシガン州のサギノウで誕生!本名は「スティーヴランド・モリス・ジャドキンズ」です。保育器内での過量酸素が原因で、生まれてすぐ永遠に視力を失いますが、天才と言っても過言ではない音楽の才能に恵まれます。1961年の11歳の時、モータウンの社長、ベリー・ゴーディの前で初めて歌と演奏を披露し、ゴーディはその場でスティーヴィーと契約!以降、数々の名曲を世に出し、ソウル界を代表するアーティストになっています。キャリア50年目のベストアルバムは、スティーヴィーファンだけでなく、ソウルを愛する人にはたまらない作品と言えます。

今週は、「シェリル・クロウ」およそ2年振りとなる7枚目の新作「100マイルズ・フロム・メンフィス」を紹介しましょう!今回のアルバムは、1960~70年代のロックやR&Bをベースにしたオリジナル楽曲のほかに、テレンス・トレント・ダービーのカヴァー曲「恋愛契約」では、ジャスティン・ティンバーレイクがゲスト参加し、ボーナストラックにはジャクソン5の曲も収録されています。ちなみに、アルバムタイトルは、シェリル・クロウが生まれ育った場所が
アメリカ・テネシー州のメンフィスから100マイル離れた場所にあって、その環境や土地柄から生まれた音楽が、アルバム最大のインスピレーションの源になっている事を表わしています。収録曲は、先ほど触れた曲以外でいうと、2曲目の「アイ・トゥ・アイ」は、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがゲスト参加しています。アメリカ・ミズーリー州で4人兄弟の3女として生まれた彼女は、5歳からピアノやオルガンを習い、17歳の頃、本格的に音楽活動を開始!その後、大学で作曲やクラシック・ピアノ、音楽理論を専攻するかたわら、ローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリンのカヴァーを地元のライブハウスで演奏していたそうです。そして1993年にファースト・アルバム「チューズディ・ナイト・ミュージッククラブ」を発売!全米で400万枚を超えるヒットを記録し、一躍有名になりました。

2010.07.31 | Saturday
BJトーマス

今週は大ヒット曲「雨にぬれても」で知られるシンガー、「BJトーマス」の新作を紹介しましょう!「エッ!この人まだ現役!?」そんな声が届いてきますが、「雨にぬれても」は今から40年前、1970年の全米シングルチャートNO1ソングです。今でも現役!とは驚いてしまいますよね。今回の新作は、7月21日にリリースされた「ワンス・アイ・ラヴド」というアルバムです。内容は、ブラジルを代表するギタリスト「ジョアン・ボスコ」を筆頭に、ブラジルポピュラー音楽を代表するアーティスト達がゲストとして参加し、完成させたポップス感溢れるボサノバ・カヴァー・アルバムになっています。曲も、大御所「アントニオ・カルロス・ジョビン」の名曲が中心で、ストリングスアレンジが心地よい、この夏お勧めのボサノバ作品です。さて、「BJトーマス」は、1942年8月アメリカ、オクラホマ州出身の現在67歳。これまでの楽曲セールスは7000万枚に達し、2度のプラチナ・ディスク、11度のゴールド・ディスク、5度のグラミー賞獲得!という凄いキャリアの持ち主です。大ヒット曲「雨にぬれても」は、1969年に公開された映画「明日に向って撃て」の主題歌で、作詞「ハル・デヴィッド」、作曲「バート・バカラック」コンビの名曲です。1970~80年代とその後も活動を続け、2007年には新曲のみで構成されたアルバム「LOVE To Burn」をリリースしています。

2010.07.24 | Saturday
「MAROON5」

今週は、リリースが9月と少し先ですが、「マルーン5」の新作「ハンズ・オール・オーヴァー」をピックアップしました。このアルバムは、前作「イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング」から3年振りの作品で、「今回のアルバムは僕らの自信作!ライブで披露する事を目標にリハーサルを重ねている」とベース担当の「ミッキー・マデン」はコメントしています。さて、「リリースが9月なのに早過ぎる!」という声が聞こえてきますが、実はアルバムリリースに先駆け、リードシングル「ミザリー」の音声配信が始まっていて、すでにアメリカシングル・チャートでは初登場44位にランクインしています。このアルバムのプロデュースは、AC/DCやデフ・レパードを手掛けた「マッド・ラング」が行い、すでに2009年にレコーディングが終了していたそうです。「マルーン5」は2005年のグラミー賞で最優秀新人賞を受賞!デビュー作が世界中で1000万枚を超えるセールスを叩き出し、一躍有名になります。ロックと R&Bを融合した独特なサウンドが特徴。ジュニア・ハイスクール時代の同級生で結成され、1990年代後半に「カーラズ・フラワーズ」のバンド名で活動しますが、大学進学中に各メンバーがヒップホップやR&Bの影響を受け、バンド名を「マルーン5」に変更しました。ちなみに今月30日、NYを皮切りにツアーがスタート!オープニングアクトはこちらもおなじみ「アウル・シティー」のようです。

今週はオーストラリアの女性シンガー「サリー・セルトマン」を紹介します。彼女は2005年に「ニュー・バッファロー」という名前でデビューしています。これはサリー・セルトマンによるひとりユニットで、2枚のアルバムをリリースし、アメリカ、イギリスなどでツアーを行ってきました。そして今年、自身の名前に戻り、6月23日、サリー・セルトマン名義で初のソロ作品をリリース!アルバムタイトルは「ハート・ザッツ・パウンディング」で、プロデューサーを「フランソワーズ・ティータズ」に依頼し、共同で完成させました。ちなみに、「ニュー・バッファロー」時代のアルバムは自宅で録音したものでしたが、今回はストリングス、ホーンなど、かなり凝った音作りになっています。アルバムのオープニングを飾る先行シングル「ハーモニー・トゥ・マイ・ハートビート」を始め、「セット・ミー・フリー」、「オン・ザ・ボーダーズ」など心温まるメロディ、太陽の匂いがするようなサリーのヴォーカルは、ハッピーな気分にさせてくれます。さて、彼女の家は大家族で、姉が1人、兄が2人、弟が2人の6人兄弟。家ではいつも音楽が流れ、姉がピアノ、兄の1人はベースを、もう1人はギターを、そして一番下の弟はドラム!といった音楽家族。彼女回りにはいつも音楽が存在していたようです。

2010.07.10 | Saturday
「DEVO」

今週は、今年で結成37年!アメリカのバンド「ディーヴォ」の新作を紹介します。彼らは1990年に活動停止を発表するものの、時折活動を続け、2003年のサマーソニックで23年振りの来日を果たしています。そして現在も息の長い活動を行っている現役アーティストです。そんな彼らが7月7日、なんと1990年以来、実に20年振りの新作「サムシング・フォー・エヴリバディ」をリリース!元祖ニューウェイブバンドと呼ばれるサウンドは昔と変わっていません。「DEVO」の再始動は、今年2月に開催されたバンクーバーオリンピックからスタート!会場でライヴを開催し、今回の新作に収録されている新曲"FRESH"の24時間限定無料ダウンロードを実施しました。ちなみに「DEVO」は、1973年にアメリカのオハイオ州で(Vo)マークと(Ba、Vo)ジェリーによって結成されました。当時、主流だったAOR系のサウンドを嫌った彼らは、DE-EVOLUTION(退化)を主張し、DE-EVOLUTIONを略してバンド名を「DEVO」とつけたそうです。さて、今回の新作「サムシング・フォー・エヴリバディ」は、オリジナルメンバーに、ドラマーにナイン・インチ・ネイルズやガンズ&ローゼスで活躍した「ジョシュ・フリーズ」を加えて完成させました。

今週は、ポップなアッパーソングをピックアップしました。7月到来と共に気分は夏本場!ギラギラ輝く太陽を思い浮かべている!そんな人も多いのではないでしょうか?うっとうしい気分をカラッとさせてくれるのは、「シザー・シスターズ」の新作「ナイト・ワーク」です。この作品は彼らのサード・アルバムで、リリースは先月末の6月30日。「シザー・シスターズ」らしい魅力的なダンス作品に仕上がっています。アルバムはロンドン、バハマ、そしてホーム・タウンのニューヨークで制作され、2006年リリースのNO.1大ヒット・アルバム「ときめきダンシン」に続くアルバムが完成しました。前作「ときめきダンシン」は、2006年イギリスで最も売れたアルバムで、140万枚のセールスを記録しています。この新作「ナイト・ワーク」は、そのセールスを上回るかどうか・・・!?という所に注目が集まっています。さてアルバムは、シザー・シスターズが他のプロデューサーと初めて手がけたもので、「ザ・キラーズ」や「マドンナ」を手がけたスチュアート・プライスに声をかけ、このアルバムを共同プロデュースしました。リードシングルは「ファイアー・ファイアー・デザイアー」。この曲は負けたり勝ったりを繰り返した末に、勝利を手に入れる物語で、イントロから盛り上がるクライマックスへの仕掛けが見事です。それではポップなダンスチューンお送りしましょう。今月末には、新潟県で行われるフジロックフェスティバルへの出演も決定している彼ら。恐らくこの曲もやってくれるんじゃないでしょうか!

2010.06.26 | Saturday
「OASIS」

今週は、6月9日「ロックの日」にリリースされた究極のベストアルバム「タイム・フライズ...1994―2009」をピックアップします。このタイトルを聞いてファンの方は直ぐわかったと思いますが、昨年8月、およそ15年の歴史にピリオドを打ったオアシスのベストアルバムです。イギリスから1994年にデビューし、これまでリリースしたアルバム全7作がイギリスチャート1位に輝き、全世界で5000万枚以上のセールスをあげたオアシス。長年、兄弟間の確執があったノエルが昨年8月に脱退し、弟のリアム・ギャラガーは音楽活動を続けているものの、「オアシス」の名前を使わない事を表明!結果、バンドの終了が決まったのです。さて、彼らの最後のアルバム「タイム・フライズ...1994―2009」は、全英1位に輝いたナンバーをはじめ、9月4日より公開予定の実写版映画「BECK」のエンディング・テーマに決まった「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」など、およそ30曲が収録され、映画、アニメ、CMなどでお馴染みのヒット・ナンバーの数々が収録されています。中でも大人気曲でありながら今までアルバムに入っていなかった名曲「ホワットエヴァー」が遂に収録されています。この曲は日本でも3本のCMタイアップ曲として使われているので、有名な曲ですよね。アルバムは4枚組ですが、スペシャル・パッケージ仕様の初回限定盤には、ボーナスCDとDVDが追加収録されています。ちなみに、アルバム・ジャケットは、1996年の8月10・11日に、ロンドン郊外ネブワースで行なわれた25万人動員の歴史的ライヴ写真が使われています。

今週は今月末にリリース予定「カイリー・ミノーグ」の新作「アフロディーテ」をピックアップします。今回のアルバムは、2007年の「X(エックス)」に続く、およそ2年半ぶり、通算11枚目のアルバムで、マドンナやコールドプレイを手がけた「スチュアート・プライス」をエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えたダンスアルバムに仕上がっています。オーストラリア出身アーティストとして、全世界で6千万枚ものレコードセールスを記録し、音楽だけでなくファッション分野でも活躍する彼女。新作「アフロディーテ」で、さらにセールスを伸ばしそうな勢いです。さて、5月14日にイギリスのラジオ局でリードシングル「オール・ザ・ラヴァーズ」が放送され、全世界のカイリーファンがツイッターでつぶやきまくりだそうで、すでに公開中のPVのセクシー画像も話題になっています。カイリー・ミノーグは1968年、オーストラリア・メルボルン生まれ。 1987年にオーストラリアのインディーレーベルから「ロコモーション」のカバーでデビューし大ヒット!そしてイギリスのプロデューサーチーム、ストック・エイトキン・ウォーターマンの目にとまり、PWLレコーズと契約し、シングル「ラッキー・ラヴ」でイギリスデビューを果たしています。昨年はマドンナのベストアルバムが話題になりましたが、今年はイギリス音楽を代表するダンス・クィーン「カイリー・ミノーグ」の新作が目玉になりそうです。

2010.06.12 | Saturday
「JOHN MAYER」

今週は、ボーカル、ギターテクニック、そしてルックス!すべて揃ったシンガーソングライター「ジョン・メイヤー」の新作「バトル・スタディーズ」を紹介します。先月、このアルバムをひっさげての来日公演を行ったジョン・メイヤー。すでにこの番組の中でも何度か曲をお届けしていますので、もうアルバムを手に入れた方もいらっしゃるかもしれませんね。今回の作品は、ジョン・メイヤーとスティーヴ・ジョーダンの共同プロデュース作品で、音楽関係者から高い評価を受けた2006年の「コンティニュアム」以来、3年振りのアルバムになります。カリフォルニアの一軒家でレコーディングを行ない、6ヵ月間住み込みでアルバムを制作、ミックスダウンなどはロサンゼルスのキャピトル・スタジオで仕上げられました。内容は、テイラー・スウィフトとのコラボや、クリームのヒット曲「クロスロード」のカバーでは、卓越したギターテクニックを披露しています。さて、ジョン・メイヤーは、1977年アメリカ・コネチカット州生まれ。スティーヴィー・レイ・ヴォーンの音に感動し、ミュージシャンを志します。
19歳で名門バークレー音楽院に入学しますが、数ヶ月でドロップ・アウト。2000年にはライヴの評判が高まり、数々のレコード・レーベルが獲得に乗り出し、翌年、コロンビアからメジャーデビューを果たします。その後はリリースしたアルバムが次々とヒットし、7つのグラミー賞を手にするなど、今のアメリカ音楽シーンを牽引する存在になっています。今回の作品は30歳を越えてリリースされた作品!サウンドに渋さが加わった内容になっています。

2010.06.05 | Saturday
「K'NAAN」

今週はいよいよ開幕が11日に迫ったサッカーの祭典、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会関連の曲をピックアップします。現在、大手清涼飲料水のコマーシャルでオンエアーされているので聞いた方も多いかと思いますが、シンガーはアフリカ、ソマリア出身の「ケイナーン」です。ちなみに飲料水メーカーは大会の公式スポンサーになっているので、FIFAワールドカップソングと言っても過言ではない曲です。さて「ケイナーン」は、ソマリアのアーティスト一家に生まれ育ちます。祖父はソマリアを代表する詩人の一人で、アーティスト活動でNYに行った父から彼に1枚のレコードが送られてきた事がきっかけで、ヒップホップと出会い、音楽に興味を持ったようです。その後、祖国ソマリアの内戦が激しくなり、12歳でNYへ亡命。現在はカナダ・トロントを拠点にミュージシャン活動をしています。デビューは2006年のアルバム「THE Dusty Foot Philosopher(フィロソファー)」 。この作品は高い評価を受け、カナダの音楽賞「ジュノ・アワード 最優秀ラップ・アルバム」を受賞します。その後も精力的な活動を続け「音楽を通じて一瞬でも世界がひとつになり、苦しみを忘れる時を作りたい」と、今回のFIFAワールドカップの曲を書き上げたようです。戦争や貧困を経験した彼ならではの思いが伝わってきます。ちなみに「ケイナーン」とは、ソマリア語で「旅人」を意味するそうです。

今週は、男女グループ「レディ・アンテベラム」の世界デビューアルバム「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」を紹介します。この作品はアメリカで今年1月にリリースされ、それから3ヶ月半に亘り、14週連続全米アルバムチャート5位以内にランクイン!5月7日時点で2010年アメリカで最も売れたアルバムになっています。最近のアメリカチャートは、20代の若者層をターゲットにした、R&B、ヒップホップ、エレクトロなど、ダンス系が主流になっていますが、「レディ・アンテベラム」は別!大人も楽しめる、王道のアメリカン・ポップスになっています。さて「レディ・アンテベラム」は男性2人女性1人のカントリーポップ・グループ。2006年、テネシー州ナッシュビルで結成され、翌年、シングル「LOVE DON'T LIVE HERE」でデビューを飾ります。グラミー賞にも通算4度ノミネートされ、今年行なわれた第52 回グラミー賞では、受賞も果たしました。ちなみにグループ名の「アンテベラム」は、「アメリカ南北戦争以前」(1861―1865)という意味で、メンバーがテネシー州フランクリンを訪ねたときに、ノスタルジックな古きよきものを愛する彼らが「アンテベラム・ホーム」と呼ばれる古い家々に感銘を受け、「アンテベラム」という言葉の前にゴロがよかった「レディ」をくっつけてバンド名にしたそうです。

2010.05.22 | Saturday
「GIOVANCA」

今週はオランダの女性シンガー「ジョヴァンカ」をピックアップしました。彼女はオランダ、アムステルダム出身で、シンガーになる前に10代からモデルとして活動を始めます。その後、ヨーロッパのトップ・ファッション・モデルとして注目され、オランダを代表する黒人モデルとして現在も活躍中です。トップモデルとして様々なデザイナー、フォトグラファーとの仕事や、多くの企業広告に起用され、ファッション雑誌もオランダのELLE誌、COSMOPOLITAN誌を飾っています。モデルとして活躍する一方、大学で科学を専攻しながらも音楽活動を続け、バッキング・ヴォーカルとして多くのバンドに参加しました。ディオンヌ・ワーウィックやミニー・リパートンなどの女性アーティストに影響を受け、1980年代はポップス、1990年代にはヒップホップに興味を示していたそうです。そんな彼女をオランダ音楽界の鬼才「ベニー・シングス」が見出し、2008年「サブウェイ・サイレンス」というアルバムでデビューします。当時はインディーズレーベルからのリリースでしたが、FMラジオやファッション誌などが彼女を取り上げ、「ジョヴァンカ」の名前は広く知られるようになりました。そんな彼女の待望の新作「ホワイル・アイム・アウェイク」が、今月19日にリリースされ、リードシングル「ドロップ・イット」が話題になっています。容姿はトップモデル、そして歌声はミリー・リパートンを彷彿させるソウルボイスです!

今週は驚きのコラボから生まれたサウンドを紹介します。そのコラボとは、元トーキング・ヘッズの中心人物「デイヴィッド・バーン」と、ダンス・ミュージック・シーンの顔役「ファットボーイ・スリム」です。このアルバム誕生のきっかけは、「デイヴィッド・バーン」が、故リシャルト・カプシチンスキーの著書「皇帝ハイレ・セラシエ~エチオピア帝国最後の日々」を読んだ事から始まりました。そして、マルコス元フィリピン共和国大統領である「イメルダ夫人」の波乱万丈人生に魅せられた「ノーマン・クック」こと、「ファットボーイ・スリム」を口説き、制作されました。イメルダ夫人と言えば「3,000足の靴」の話が浮びますが、それ以外にも多くの語られていない面白いエピソードがあり、デイヴィッドはあえて靴の話題には触れないことを最初の頃から決めていたとか。さて、気になるサウンドですが、イメルダ夫人の波乱の人生をダンス・ミュージックに落とし込んだ内容になっています。ゲストボーカリストも豪華な顔ぶれで、トリ・エイモス、シンディ・ローパー、ナタリー・マーチャント、ケイト・ピアソン(B-52'S)、セイント・ヴィンセントなどが参加しています。アルバムタイトルは「ヒア・ライズ・ラブ」で、制作には数年の期間が費やされています。

今週は1980年代にデビューし、現在も活動中のアーティスト、「ハワード・ジョーンズ」を紹介します。
彼のデビューは1983年にシングル「New Song」をリリース。この曲が予想を上回る大ヒットを記録し、着実なセールスでイギリス・シングルチャート最高3位を記録。続いてリリースされた2ndシングル「What is Love?」は、チャート2位と記録を更新し、1980年代のイギリスを代表するアーティストへと成長します。シンセサイザーを駆使した彼の音楽は、アメリカをはじめ、日本、ドイツ、イタリア、オーストラリアへと世界的に広がりました。今年55歳になった「ハワード・ジョーンズ」ですが、彼の制作意欲は衰えることなく、先月4年半ぶり通算9作目の新作「オーディナリー・ヒーローズ」をリリースし、先月プロモーションで来日しました。今回の新作に関してハワード・ジョーンズは、「日常を真摯に生きる、ごく普通の人々こそが英雄であり、彼らの愛と決意が、世界を変える力になる」とコメントしています。全編アコースティック・ピアノとストリングスの編成でレコーディングされたアルバムになっています。ちなみに、1996年にクラシック・ピアノを学んだ彼は、サウンドの新たな方向性を探し、アコースティック・ツアーを行ないます。パーカッショニストのみを同行し、シンセサイザーなしでグランド・ピアノをフィーチャーしたこのツアーは大成功を収め、以降、アコースティックなサウンドを取り入れるようになったようです。

今週は先月14日にリリースされた、イギリス出身のR&B/ソウル・シンガー「クレイグ・デイヴィッド」の新作「涙をとどけて」をピックアップしました。このアルバムは、彼自身が影響を受けたソウルシンガー「スティーヴィー・ワンダー」、「マーヴィン・ゲイ」、「アル・グリーン」など、ソウルの名曲をクレイグ流に取り上げた作品で、ドライブにお勧めのアルバムです。モータウンの名曲をカヴァーしていますが、サンプリングもしています。アルバムからのリードシングル「One More Lie」は、フォー・トップスの「Standing In The Shadows Of Love」を大胆にサンプリングし、ディスコ~ハウス調にしています。さらに、このアルバムを引っさげての来日プレミアムイベントも決定!日時は今月14日、ビルボードライブ東京で開催されます。「クレイグ・デイヴィッド」は1981年5月5日、イギリス・サウサンプトン出身!もうすぐ29歳になります。デビューは、2000年にリリースされたシングル「フィル・ミー・イン」で、この曲がイギリスシングルチャート第1位を獲得。その勢いで同じく2000年に発表した1stアルバム「ボーン・トゥ・ドゥ・イット」は、アメリカを筆頭に全世界で大ブレイク!一躍有名になります。以降、ベスト盤を含め、4枚のアルバムをリリース!売り上げは1300万枚を記録しています。

2010.04.24 | Saturday
JEFF BECK

今週は、現在も最前線で活躍するスーパーギタリスト「ジェフ・ベック」をピックアップします。先月最新アルバム「エモーション・アンド・コモーション」をリリースした「ジェフ・ベック」。この作品は2003年の前作「ジェフ」から7年の歳月を掛けて制作されたスタジオ作品で、ベックにとって14枚目のアルバムです。プロデューサーには、ZTTレーベルの鬼才トレヴァー・ホーンとスティーヴ・リプソンを起用し、ロンドンにあるZTTのサームスタジオでレコーディングされました。ゲストボーカルには、グラミー受賞シンガー「ジョス・ストーン」、注目のスウィンギン・シンガー「イメルダ・メイ」、そしてソプラノ歌手の「オリヴィア・セイフ」といった3人の女性が参加しています。さらに、ベックのギタープレイに加え、64人もの壮大なオーケストラが加わったナンバーも4曲収録されています。ちなみに楽曲は、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」より
「誰も寝てはならぬ」、そして映画「オズの魔法使い」からスタンダードナンバーの「虹の彼方に」です。
今回の新作「エモーション・アンド・コモーション」は、日本国内でも話題になっていて、今月1週目のアルバムランキングで総合9位、洋楽チャートでは1位を獲得!ジェフ・ベック自身、1989年のアルバム「ギター・ショップ」以来の快挙で、実に20年振りにトップ10に入りになります。1944年生まれのジェフ・ベックは現在65歳と9ヵ月。65歳を超えてトップ10に入ったのはジェフ・ベックが歴代1位になりました。

2010.04.17 | Saturday
CYPRESS HILL

今週のドライビングミュージックは、1960年代の名曲を見事にサンプリングしたナンバーです。アーティストは「サイプレス・ヒル」。アメリカを代表するラッパー「スヌープ・ドッグ」と古くから交流のある西海岸のグループです。サイプレス・ヒルは、アメリカ カリフォルニアで結成され、これまでのアルバム売上トータルが1,800万枚ですから、アメリカでは人気のアーティストですね。そんな彼らがレコード会社を移籍し、前作から6年ぶりとなる8枚目のアルバム「ライズ・アップ」を4月21日にリリース予定です!彼ら得意のヒップホップとロックのミックス具合も過去最高レベル!特に本日紹介するアルバム収録曲は、1969年にクロスビー・スティルス&ナッシュがリリースした作品「組曲:青い眼のジュディ」を見事にサンプリング!41年前の楽曲を上手くサウンドに取り入れています。ラップ界でユニークなサウンドを誇るサイプレス・ヒルは、1991年のアルバム「サイプレス・ヒル」で鮮烈なデビューを飾ります。特に1993年に発表されたセカンドアルバム「ブラック・サンデー」は500万枚のセールスを記録し、全米ポップチャートNO.1を獲得します。このアルバムのブレイクで、サイプレス・旋風が全世界で巻き起こります。さて今回の新作「ライズ・アップ」には様々ゲストが参加!今日お送りしたサンプリングが素晴らしい楽曲にはラテン音楽界から、マーク・アンソニーが参加しています。

今週のドライビングミュージックは心地よいビートの春のナンバーです。紹介するアーティストは、2007年にデビューしたアメリカの男女デュオグループ「ザ・バード&ザ・ビー」です。女性シンガーのイナラ・ジョージは1970年代を代表するアメリカンバンド「リトル・フィート」で中心人物であったローウェル・ジョージの娘です。ちなみに、イナラの名付け親は、かのジャクソン・ブラウンとのこと。そして、男性グレッグ・カースティンは、10代の頃からジャズ・ピアニストとして才能を開花!ピアニストとしてボビー・ハッチャーソンやジョージ・コールマンなどと共演するなど、ジャズ畑で活躍してきました。その後、プロデューサーとしてリリー・アレンやフレイミング・リップス、ピンクなどを手掛けるなど、ジャズからポップスシーンで活躍しています。そんな「ザ・バード&ザ・ビー」の3作目が先日リリースされました。彼らは2007年にビージーズの名曲「愛はきらめきの中に」をカバーした事がありますが、今回の新作「プライベート・アイズ〜トリビュート・トゥ・ホール&オーツ」のタイトルから分かるように、全曲ホール&オーツのカバーになっています。初期ヒットの「サラ・スマイル」「リッチガール」から1980年代のヒット「マンイーター」「プライベート・アイズ」など、幅広い選曲になっています。ホール&オーツは、まさに「ザ・バード&ザ・ビー」の二人が青春時代に聞いていたサウンドだそうです。

2010.04.03 | Saturday
UB40

4月到来と共にドライブが楽しい今日この頃ですが、今週のドライビングミュージックは春にお勧めのレゲエナンバーをピックアップしてみました。アーティストは、レゲエ!と言ったらこのグループ「UB40」。1980年のデビュー以降、聞きやすいレゲエを世に送り出してきたイギリスのレゲエ・ポップ・バンドです。今年2010年がデビュー30周年という事で2月にベストアルバムがリリースされましたが、新作もベストアルバムと同じタイミングでリリースされています。新作のタイトルは「レイバー・オブ・ラブⅣ」。2005年のアルバム「フー・ユー・ファイティング・フォー」以来、5年振りの新録音です。実は「レイバー・オブ・ラブ」は、UB40が名曲の数々をカヴァーした内容で、彼らが聞き親しんだ楽曲がセレクトされています。第1弾は1983年に発売され、全英1位、全米8位を記録しました。続く「レイバー・オブ・ラブ2」』は1989年発売で、全英3位。シリーズ3作目「レイバー・オブ・ラブ3」は1998年発売で、全英8位を記録するヒットになっています。もちろん今回もカバーアルバムで、スモーキン・ロビンソンの「Tracks Of My Tears」、サム・クックの「Bring It On Home To Me」など、音楽史に残る名曲を取り上げています。ちなみに、UB40は1978年、イギリス バーミンガムで結成されたレゲエ・ポップ・バンドで、ブレイクは1988年にニール・ダイアモンドのカヴァー「レッド・レッド・ワイン」が全米1位を記録し、一躍有名になりました。

今週は、久々に映画のサウンドトラックから紹介しましょう。作品は、「NINE」、「シカゴ」、「SAYURI(Memoirs of a Geisha)」などを手掛けた「ロブ・マーシャル」監督作品です。ちなみに「シカゴ」は、2002年 第75回アカデミー賞最優秀作品賞を獲得した彼の代表作になっています。さて、3月19日より全国公開されている新作「NINE」ですが、原作はブロードウェイミュージカルでトニー賞を受賞した作品。それを「ロブ・マーシャル」が見事な映画作品に仕上げています。映画「NINE」で主人公グイドを演じるのは、2度のアカデミー賞受賞経験を持つダニエル・デイ=ルイス。そして、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンといった豪華な顔ぶれに加えて、助演女優賞にノミネートされた事のあるケイト・ハドソン、そして人気ポップシンガー、ファーギーが出演する事も注目を集めています。さて、豪華メンバーが出演した作品「NINE」ですが、サウンドトラックからリード曲「シネマ・イタリアーノ」歌い上げる「ケイト・ハドソン」の歌唱力が話題になっています。彼女は、名女優「ゴールディ・ホーン」と歌手の「ビル・ハドソン」との間に生れていますから、演技だけでなく歌の才能にも恵まれていたということですね。

2010.03.20 | Saturday
「SADE」

今週は、ナイジェリア人の父とイギリス人の母を持つ、女性シンガー「シャーデー・アデュー」を中心とするイギリスのグループ「シャーデー」をピックアップします。1980年代から活動を続けている「シャーデー」が、今月3日に10年振りのアルバム「ソルジャー・オブ・ラブ」をリリースしました。タイトル「愛の戦士」と付けられたこのアルバムは、トレードマークのスムーズメロディーはもちろん、シャーデーの変わらぬ情熱的な愛のメッセージが詰まっています。昨年末に発表されたアルバムタイトル曲「ソルジャー・オブ・ラブ」は、全米アーバン・アダルト・コンテンポラリーチャートで過去10年来初登場としては最高位にランクインし、すでに海外で大きな反響を呼んでいます。1980年代中期にミュージックシーンに彗星の如く現れた「シャーデー」、そのクール・ディーヴァ「シャーデー・アデュー」のクールボイスは、「スムーズ・オペレーター」「パラダイス」「キス・オブ・ライフ」「バイ・ユア・サイド」など数多くのヒット曲で世界中の音楽ファンを魅了し、アルバム総セールスは5000万枚以上にも及んでいます。ちなみに「シャーデー・アデュー」は、ロンドンのアートカレッジで、メンズ・ウェアのコースを学び、メンズ・ファッションのデザインを手掛けるなどのキャリアを持っています。その後、シンガーへの夢を捨て切れずに音楽活動を続け、シャーデーを結成しました。お洒落なサウンドは彼女のそんな経歴が関わっているようです。

今週のアーティストは、先月69歳になった音楽界の大御所「セルジオ・メンデス」をピックアップしました。彼は1941年2月11日、リオデジャネイロ近郊のニテロイに生まれ、1950年代から音楽活動を始め、1962年に「ヴォサ・リオ・セクステット」を結成!世界的なボサノヴァ・ブームの推進役を務めます。48年間のアーティスト活動には敬服しますね。そんなセルジオ・メンデスが、今月末に新作「ボン・テンポ」をリリース予定です!春に相応しいブラジルミュージックを届けてくれました。2008年にはグラミー賞常連アーティスト「ブラック・アイド・ピーズ」の「ウィル・アイ・アム」とコラボしたアルバム「モーニング・イン・リオ」を発表!ナタリー・コール、ハーブ・アルパート、ウィル・アイ・アムなど、様々なアーティストをフィーチャーした内容で、日本からはDREAMS COME TRUEの吉田美和も参加していましたね。今回の作品は、全曲のプロデュースをセルジオ・メンデス自身が担当し、世界的に有名なブラジルアーティスト「ミルトン・ナシメント」や、ブラジルのパーカッション奏者「カルリーニョス・ブラウン」らと共演しています。サンバのリズムをベースに、ヒップホップ、R&Bなど、最新のミュージックテイストを取り入れたダンスアルバムに仕上がっています。リードシングルの「ユー・アンド・アイ」は、男女掛け合いのポップナンバーで、春にお勧めのドライビングミュージックだと思います。

2010.03.06 | Saturday
「OWL CITY」

今週のアーティストは、音楽シーンに彗星のように現れた期待のシンガー「アウル・シティー」をピックアップしました。彼は先月10日にメジャーデビューアルバム「オーシャン・アイズ」をリリースし、日本でも話題になっているシンガーです。アルバムからのシングル「ファイアーフライズ」は、全米、全英両シングルチャートで1位を記録!また、オーストラリア、デンマーク、オランダ、アイルランドでも1位を獲得し、ベルギー、カナダ、ノルウェー、ニュージーランドでは2位を獲得!現在、世界の音楽シーンでブレイク中の「アウル・シティー」です。彼は、アメリカ・ミネソタ州の小さな町「オワトナ」出身。実家の地下室で音楽制作を続けていました。ある日、自作の曲をマイ・スペースにアップしたところ、アクセスが徐々に増えていきます。最終的なサイトアクセスは、実に700万、楽曲再生はなんと4000万回を突破。メジャーデビュー前から彼の音楽は口コミで広がり、「アウル・シティー」のデビューは時間の問題になっていったのです。そしてメジャーデビューが決まり、昨年アメリカでリリースしたアルバム「オーシャン・アイズ」が大ヒット!アルバムチャート最高8位を記録しました。彼のサウンドはシンセを主体にしたエレクトロミュージックですが、どの楽曲もシングルヒットしそうな曲ばかりで、最高のポップス!といっても過言ではありません。

今週はイギリス出身の男性シンガー「ジェイミー・カラム」を紹介します。先月末にリリースされた新作「ザ・パースート」は、およそ4年振りの作品ですが、その間は多忙な日々を送っていたようです。映画監督であるクリント・イーストウッドからの要望で、イーストウッドとジェイミーの作曲と、ジェイミーの作詞による映画「グラン・トリノ」の主題歌を制作。この曲はゴールデン・グローブ賞にもノミネートされました。ジェイミーは、映画プロモーションの為、数々のインタビューやメディアへの露出をこなしていたようです。今回のアルバムは、その経験を生かして完成しました。アルバムのテーマは、恋の終わりと始まりの両方が現れていて、半分は別れた時、残り半分は新しい恋が始まった時に書き上げた作品です。ちなみに、ジェイミーのプライベイトな出来事として、今年1月9日に、元モデルで作家のソフィー・ダールさんとめでたく結婚。結婚式は、ハンプシャー州ニュー・フォレストにあるイギリス式カントリー・ハウスで行なわれ、親しい友人や家族に囲まれた結婚式だったそうです。さて、ニューアルバムに話を戻しますが、アルバムのレコーディングは、2008年夏と2009年の春の2回に分けて行なわれ、アメリカ、ロサンゼルスでも録音されたようです。そんな新作「ザ・パースート」を引っさげての来日ツアーが決定しました!およそ3年振りとなる今回の単独公演では、自由自在にピアノを操るジェイミーの姿が存分に堪能出来そうですね。

今週のアーティストは、期待の男性R&Bシンガー「ジェイソン・デルーロ」をピックアップしました。2009年のデビュー・シングル「ワッチャ・セイ」は、全米リリースと同時にラジオ・オンエアが急増!あっという間に大ブレイクしました。さらに、全米ではこの曲のダウンロードが毎週10万を超え、爆発的ヒットになっています。ちなみに、去年11/14の全米シングル・チャートでは新人ながらデビュー曲で遂に1位を獲得する快挙を達成しました。日本での発売は来週24日の水曜日ですが、すでに各ステーションでオンエアされ、話題になっています。「ジェイソン・デルーロ」はフロリダ出身、1989年生まれの20歳。「ビューティフル・ガール」でお馴染みの「ショーン・キングストン」をスターダムに押し上げた大物プロデューサー、ジョナサン・ロテムのレーベルであるヴェルーガ・ハイツ所属のR&Bシンガーです。ジェイソンは、早くからオペラ、バレエを学ぶなどしてアーティストを夢見ていて、2006年、ニューヨーク、アポロ・シアターで行われたアマチュア・コンテストで、シーズン・チャンピオンになり注目を集めます。その後、メジャーレーベル各社の争奪戦の末、昨年2009年にデビューしました。昨年11月末にアメリカでスタートした「レディ・ガガ」のツアーのオープニングアクトを務めるなど、全米注目の新人シンガーのようです。

今週のアーティストは発売週にいきなり全米アルバムチャート1位を記録した「マイケル・ブーブレ」の4作目「クレイジー・ラヴ」をピックアップしました。このアルバム、全米では昨年10月にリリースされましたが、さきほど紹介したように、アルバムチャート2週連続1位を達成!ヨーロッパ各国でも軒並み1位を記録しています。日本での発売は2月10日でしたが、アルバムからのリードシングル「素顔のきみに」が、昨年末からラジオ各局でオンエアされ、すでに話題になっていますね。さて、このアルバムは、リードシングル「素顔のきみに」など、2つのオリジナル曲と、カヴァー12曲の計14曲という構成。ジュリー・ロンドンの「クライ・ミー・ア・リヴァー」や、スタンダード・ナンバーの「オール・オブ・ミー」など、オーソドックスな楽曲に加え、イーグルスの「ハートエイク・トィナイト」から、アルバムタイトルにもなったヴァン・モリソンの名作のリメイク「クレイジー・ラヴ」など、様々なタイプの楽曲をアレンジ、リメイクしたアルバムです。「マイケル・ブーブレ」は1975年9月9日、カナダ・バーナビーに生まれ、幼いころ、祖父にスタンダード・ナンバーを聴かされてから音楽にのめり込み、家業である鮭漁師の仕事と芸能活動を並行させてきました。

今日のアーティストは2005年に16歳の若さでデビューを飾った男性ソウルシンガー「クリス・ブラウン」です。アルバムからのシングル「ラン・イット!」をひっさげ華々しくデビュー!このシングルは全米チャートNO1を記録しました!さらにその後、ファースト・アルバム「クリス・ブラウン」を発表。その中から「Yo (エクスキューズ・ミー・ミス)」「ギミー・ザット」、「セイ・グッバイ」「ポッピン」などが、R&Bシングルチャートトップ5圏内にランクインします。2007年11月には、セカンド・アルバム「エクスクルーシヴ」をリリースし、このアルバムも大ヒットします。そして先月、待望の3作目「グラフィティ」を発表!今年はクリス旋風が起こりそうな気配です。さて、彼は1989年にアメリカ東海岸・ヴァージニア州の小さな街、タッパハノックに生まれ育ち、母親の強い勧めで、幼少時代から芸能界を目指し、16歳の時にメジャー契約を勝ち取ります。切ない歌声と、あどけなさの残る甘いルックスと、ダンサー顔負けのステップで、一躍スターの仲間入りを果たします。ちなみに影響を受けたシンガーは、「マイケル・ジャクソン」「サム・クック」「ダニー・ハザウェイ」などで、現在の彼に大きな影響を与えました。

今週の女性シンガーは、いよいよ来週に迫った第52回グラミー賞にノミネートされているアーティスト「テイラー・スウィフト」です。彼女は今回のグラミー賞で、主要3部門を含む8部門でノミネート。日本デビューアルバム「フィアレス」は、アメリカでアルバムチャート連続11週ナンバーワンという偉業を達成し、多くの支持を獲得しています。テイラー・スウィフトは、1989年12月13日生まれ。今年21歳になりますが、デビューしたのはまだ17歳にも満たない時。5枚ものヒット曲を世に送り出し、その全てが米国の音声配信で第1位のヒットを記録。うち2曲は全米シングチャートでも1位を獲得しています。ちなみに、テイラーが音楽と出会ったのは6歳頃で、レコードを聴く事に夢中になっていたそうです。最初に買ったアルバムはリアン・ライムスで、彼女のファンになり、10歳くらいの頃には、本格的に音楽をやりたい!と思ったようです。さて、グラミー賞授賞式は、1月31日(日本時間2月1日)に、アメリカ、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行なわれますが、テイラーの上を行く10部門ノミネートの「ビヨンセ」、5部門ノミネートの「レディ・ガガ」という顔ぶれのなか、「テイラー・スウィフト」がどんな結果になるか楽しみですね。

2010年の放送も早いもので今週が4回目ですが、このコーナー今年これまでは、全て女性アーティストの特集になっています。女性の活躍が目立つ現れのようですが、2010年1月はアンテナを広げ女性シンガーばかりを取り上げたいと思います。という事で今週のアーティストも女性シンガー、しかも今回のアーティストは、過去6度のグラミー受賞と7枚のマルチプラチナ・アルバム獲得という凄いシンガー「メアリーJブライジ」です。1992年のデビュー以来、現役で活躍し、ファンや評論家、そして多くのアーティスト達に偉大影響を与えています。そんな彼女が昨年末、2年振りの新作「ストロンガー・ウィズ・イーチ・ティア」をリリース!クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルと称される彼女のアルバムは今回が9枚目の作品。ニューシングル「I Am」は、力強く生きる女性のアイコンとしても知られる「メアリーJブライジ」の生き様を伝えるエモーショナルな楽曲に仕上がっています。今年39歳になった彼女は、7歳の頃から教会の聖歌隊で歌い始め、母の影響でオーティス・レディング、グラディス・ナイト、アル・グリーンなどの1960年代〜70年代ソウルを聞いて育ちます。そんな幼少時代の音楽が現在のベースになっているようです。

今週のアーティストは、2006年にデビューし、一躍世界的シンガーになった「コリーヌ・ベイリー・レイ」の新作「あの日の海」を紹介します。彼女は2007年のグラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされ、日本でも多くのファンを獲得します。そして翌年のグラミー賞でも最優秀楽曲にノミネートされるなど、グラミー賞と深い関わりのあるシンガーと言えますね。ちなみに、2006年リリースのデビューアルバム「コリーヌ・ベイリー・レイ」は世界で400万枚のセールスを記録!イギリスアルバムチャートで初登場1位を記録するなど、センセーショナルなデビューを飾ります。待望のセカンドアルバム「あの日の海」は、2007年頃から制作に入りましたが、2008年に夫のジェイソンが亡くなり、活動を休止します。しかし彼女は深い悲しみから抜け出し、2009年制作を再開!今回のリリースが実現しました。レコーディングは彼女の故郷イギリス、リーズとマンチェスターで行なわれたようです。今年31歳になる彼女は、幼少時代にクラシック・ヴァイオリン、そして教会の聖歌隊でシンガーとして訓練を積み、10代の頃はレッド・ツェペリンに憧れロック・バンドを結成!その後の学生時代はジャズ・クラブを舞台で活躍しました。現在のヴォーカルのベースには、あらゆる音楽を吸収した貴重な体験があるようです。

今週のアーティストは、これまでリリースしたアルバムすべてが全米チャート1位を記録!そしてグラミー11部門受賞という、いまだかつてない記録を打ち立てた天才シンガー・ソングライター「アリシア・キーズ」の新作をピックアップしました。2007年のアルバム「アズ・アイ・アム」は、全世界で600万枚のセールスを記録していますが、今回の新作はそれを上回る内容です。今年初めに日本でも公開された007最新作「慰めの報酬」の主題歌「アナザー・ウェイ・トゥ・ダイ」は、アメリカのバンド「ホワイト・ストライプス」のフロントマン「ジャック・ホワイト」と共に主題歌を手掛け、007映画史上初のデュエットソング!という事で話題になりましたが、2009〜2010年は、アリシア・キーズの新作「エレメント・オブ・フリーダム」に注目が集まりそうです。アルバムリリースは12月16日でしたが、リリース前の12月1日の「国際エイズデー」に、彼女はニューヨークのノキア・シアターで一夜限りのチャリティーライヴ・イベントを開催し、その模様は全世界へ配信されました。ニュー・アルバムからのリードシングル「ダズント・ミーン・エニシング〜あなたがいないなら」を始め、「トライ・スリーピング・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」と、立て続けに新曲を披露し、会場は凄い盛り上がりだったようです。

2010年最初のアーティストは「レオナ・ルイス」です。イギリスの人気オーディション番組「The X−Factor」2006年シリーズの優勝者で、デビュー作「スピリット」が世界中で空前の大ヒットを記録しましたが、待望のセカンドアルバム「エコー」がリリースされました。すでにイギリスではいち早くリリースされ、UKアルバム・チャートでは2作連続で初登場No.1を達成!今年も「レオナ・ルイス」旋風が世界で吹き荒れそうです。また、昨年12月に公開された話題の映画「アバター」のエンディング・テーマにレオナの曲が抜擢されました。この映画は、全世界興収歴代1位のメガヒットを記録した映画「タイタニック」以来、12年ぶりにメガホンを取った「ジェームズ・キャメロン」監督の最新作。レオナ・ルイスが歌うエンディング・テーマソング「アイ・シー・ユー(アバター・愛のテーマ)」は、映画「タイタニック」の大ヒットテーマ曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(タイタニック・愛のテーマ)」を手がけたジェームス・ホーナーとサイモン・フラングレンのコンビがプロデュースしています。さらにニュー・アルバム「エコー」からの1stシングル「ハッピー」は、全英シングル・チャートで現在ヒット中!先ほど紹介した映画のヒットと共に、アルバムのセールスは伸びそうです。

2009.12.26 | Saturday
「BOYZ ⅡMEN」

2009年度最後のアーティスト、今週は、先月リリースされた「ボーイズⅡメン」、およそ2年ぶりとなる
ニュー・アルバム「LOVE」を紹介します。今回の新作は、2004年の「スロウバック(Vo.1)」、2007年の「モータウン・ア・ジャーニー・スルー・ヒッツヴィル(USA)」に続く3枚目のカヴァー・アルバムです。今回の作品は、ロックやポップスを中心とした選曲になっています。何曲か紹介しますと、ビートルズの"イン・マイ・ライフ"、シンディ・ローパーの"タイム・アフター・タイム"、シカゴの"イフ・ユー・リーヴ・ミー・ナウ"など、おなじみの曲が収録されています。ボーイズIIメンは、1988年にペンシルベニア州フィラデルフィアで
5人組として結成されます。その後一人が脱退し、1991年に4人組コーラスグループとしてメジャーデビューしました。ブレイクしたのは1992年、ベイビーフェイスをプロデューサーに迎え、エディ・マーフィー主演映画「ブーメラン」の挿入歌「エンド・オブ・ザ・ロード」をリリース。この曲は、彼らにとって最大のヒットになりました。2000年代に入り、メンバーの一人「マイケル・マッケリー」が健康上の理由で演奏活動から引退し、現在は3人で活動しています。

2009.12.19 | Saturday
「JOSS STONE」

今週は、16歳でメジャーデビューを飾ったイギリス・ドーバー出身の女性シンガー「ジョス・ストーン」。現在22歳のジョスがリリースした最新アルバム「カラー・フリー・ミー」を紹介します。2007年の「イントロデューシング・ジョス・ストーン」からおよそ2年半を経てのリリースで、22歳にして4枚目のアルバムです。
イングランド・ウェリントンにあるライヴ・ミュージック・ハウス、ママ・ストーンズで曲作りとレコーディングをし、レコーディングは、ほぼ一発録りで行われたようです。収録曲全12曲には、ジェフ・ベック、ラファエル・サディーク、ナズ、デイヴィッド・サンボーン、シーラ・E、ジェイミー・ハートマンなど、豪華な参加ゲストがクレジットされていますから、その内容の濃さが伺えますね。さて、レコーディングをしたライブハウスは、彼女の母親が経営しているもので、ジョス・ストーンもリラックス出来る状態で作られました。1987年イングランドの小さな町デヴォンで生まれた彼女は、22歳の若さですでにブリット・アウォーズを2つ獲得。グラミー賞でも4回ノミネートされ、ジェームズ・ブラウン、ザ・ローリング・ストーンズ、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョンをはじめとする大物達とステージで共演しています。これまでリリースした作品は全世界で800万枚以上と言いますから、ジョス・ストーンの実力がわかると思います。

今週は、全米アルバムチャート初登場3位を記録した女性シンガー「レジーナ・スペクター」の新作「ファー」をピックアップしました。彼女はニューヨークを拠点に活動しているシンガーで、初期のアルバムはアメリカだけのリリースです。すでに、自主制作を含め、5枚のアルバムを発表していますが、ブレイクしたのは2006年の「ビギン・トゥ・ホープ」でした。当時、アメリカの新人アルバムチャートで5週間連続1位を記録!全米でのアルバムセールスは、50万枚を記録しています。彼女のサウンドは、クラシック音楽をバックグラウンドに持った音楽スタイルで、昨年「ベン・フォールズ」がリリースしたアルバム「ウェイ・トゥ・ノーマル」に参加。また、映画「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」のエンディング・ソングを提供するなど様々な活動を続けています。今回のアルバム「ファー」は、オリジナルとしては約3年振りの作品で、プロデュースをエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のジェフ・リンなどが担当しています。レジーナは、ロシア出身の女性シンガー・ソングライターで、フィオナ・アップルやトーリ・エイモスなどと比較される美声が魅力です。ちなみに、今回のアルバム「ファー」は日本デビューの作品。今後、彼女の名前は日本でも話題になるのではないでしょうか。是非、彼女の美声を聞いて欲しいと思います。

2009.12.05 | Saturday
「STING」

今週は、2007年〜2008年にかけ、23年ぶりの再結成ツアーを行った「ポリス」の中心メンバー「スティング」のソロアルバムをピックアップしました。今回のソロはドイツの名門レーベル「グラモフォン」からリリースされ話題になっています。このレーベルは世界で最も長い歴史を誇るクラシック音楽レーベルです。「イエロー・レーベル」と呼ばれ、これまでに数々のクラシック名演、名盤を生み出しています。ロックアーティストの「スティング」がクラシックレーベルからリリースするアルバム「ウィンターズ・ナイト」は、従来のアルバムとは違い、スティング自身が大好きな季節に「冬」に捧げた作品。精霊が集う季節ならではの魅惑的な歌が収録され、幻想的で崇高で、内省的な音楽の旅を綴っています。スティングは「“冬”というテーマは、インスピレーションと題材にあふれている」「様々なスタイルの楽曲を選別して1枚のアルバムに集約したので、斬新で耳新しい作品となったのではないかと願っている」とコメントしています。「ウィンターズ・ナイト」は、イギリスの伝統音楽をベースに、スティングのオリジナル曲も2曲が収録され、シューベルトによる冬をテーマにしたクラシックの歌曲集「冬の旅」の曲に、スティングが英訳詞をつけた曲も収録されています。

今週は、先日初のオール・タイム・ベストをリリースした「ジャネット・ジャクソン」をピックアップしました。今年6月、惜しくもこの世を去った「マイケル・ジャクソン」の妹のジャネット。今回の「ザ・ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン」は2枚組。これまでに全世界で5千万枚を超えるセールスを記録したアルバムから選曲・レーベルを超えてピックアップされています。更に兄マイケルとのデュエット曲「スクリーム」と、新曲「メイク・ミー」が収録されています。このベストは、ジャネットの輝かしいキャリアを振り返るとともに、R&Bファンの必須アイテムと言えるでしょう。ジャネットは1966年ジャクソン9人兄弟(6男3女)の末っ子として生まれます。ソロデビューは1992年、A&Mレコードから「Janet Jackson」をリリース。ブレイクしたのは3枚目の「コントロール」で、全米チャート1位/R&Bチャート1位、アメリカで500万枚のセールスを記録します。同アルバムから5曲が全米チャートトップ5入りを果たしていますから、正に傑作アルバムと言えます。

2009.11.21 | Saturday
「ENYA」

今週は、「エンヤ〜オールタイムベスト」をピックアップしました。今回のベストアルバムは、彼女自身が選曲しています。エンヤと言えば、昨年紅白歌合戦に出演するなど、日本での人気は定着していますよね。そんな彼女は、1961年アイルランド北部ドニゴール州グウィドー生まれ。メジャーデビューは88年のアルバム「ウォーターマーク」で、シングル・カットされた「オリノコ・フロウ」が世界中で大ヒットを記録。全英3週連続No.1に輝き、全欧、日本、アメリカ等1050万枚のワールド・ワイド・セールスを記録しました。さて、話を今回のベストアルバムに戻しますと、作品はエンヤの20年以上に亘るキャリアを集約した内容。冬に聞きたいサウンドではないでしょうか?

今週はバックストリート・ボーイズの新作「ディス・イズ・アス」をピックアップしました。海外は勿論ですが
日本のアルバムチャートでも1位を獲得した今回の新作。彼らの通算7枚目のアルバムで、今回の発売を機に、2010年2月からさいたまスーパーアリーナを皮切りに、日本公演が決定しています。因みに彼らは2001年、04年、06年、08年の4回の来日公演を行なっていて、2008年2月に行った東京ドーム2公演で計85,000枚のチケットを売上げ、驚異的な動員を記録しています。彼らは1993年、フロリダ州オーランドにて結成され、全世界でブレイク!デビューアルバムリリースが96年ですから、13年間たっても衰えることのない彼らの人気は凄いですね。

今週は、晩秋のドライブにお勧め「ノラ・ジョーンズ」の新作「ザ・フォール」をご紹介。2002年のデビュー以来、リリースしたアルバム3枚が3600万枚のセールスを記録する彼女。今月11日、2年10ヶ月振りにリリースされる4枚目のアルバム「フォール」は、彼女のセールス記録を更に伸ばしそうです。ノラは、「今回のアルバムでは違ったことをしたかった。今までずっと同じミュージシャン達と演奏をしてきた。彼らとは今もいい友達で、いつかはまた再び演奏できることを楽しみにしているけど、今回はまた新しい人たちと演奏して新しいサウンドに挑戦するにはいい機会だった」とコメントしています。デビュー以来、複数のグラミー賞を受賞したシンガーソングライター「ノラ・ジョーンズ」だけに、今回の新作は注目の1枚と言えますね。


2009.10.31 | Saturday
「RAUL MIDON」

今週は「ラウル・ミドン」の新作「シンセシス」を紹介しましょう。デビュー以来、彼が敬愛するスティーヴィー・ワンダーやジェフ・ベック、ハービー・ハンコック等の大物と競演し、世界中から賞賛を浴びた全盲のシンガー、そしてギタリストのラウル・ミドン!今回の作品はラウルが自宅のパソコンで、目が見えない人向けのソフトを使って作ったそうで、この制作が楽曲の完成度にプラスになっているようです。プロダンサーだった父の影響で、幼い頃から音楽に興味を持ち、大学ジャズ科を卒業し、プロデビューを果たします。ギター・テクニック、素晴らしい歌声、オリジナリティ溢れる作曲能力!今後の彼に注目したいですね。

2009.10.24 | Saturday
「WEEZER」

今週は「リヴァース・クオモ」率いるアメリカのロックバンド「ウィーザー」待望のニューアルバム「ラディテュード」をピックアップ。昨年リリースした「ザ・レッド・アルバム」から僅か1年。今回の新作に関し「リヴァース」は「楽しくて、エネルギー溢れるポップ・ロック満載の作品だよ!」とコメント!ウィーザーらしいギター・リフに少しエレクトロの影響を受けたサウンドのようです。さて、コネチカット州の田舎で生まれ育ったリヴァースは、18歳の時ロック・スターになる事を夢見てロスに行きます。その後、何度かの挫折、失恋等を経験し、心の傷を癒す為に曲を書き始めます。そして、同じ様にロスにやって来た他の3人と出会い意気投合。92年2月にバンドを結成し“ウィーザー”と名乗ります。そして彼らにビッグチャンスが訪れたのは93年、ゲフィン・レコーズと契約を結ぶ事になり、メジャーデビューにたどり着いたのでした。

今週はファッションモデルから世界的な歌姫に登りつめた「ホイットニーヒューストン」です。先日、約7年振りの新作「アイ・ルック・トゥ・ユー」をリリースし、彼女の歌声が音楽シーンに戻ってきました。ホイットニーと言えば、ギネスブック認定“最もアワード受賞回数の多い女性アーティストとして記録されています。その数累計411回ですから驚いてしまいますね。これまで発表したアルバム、シングル、ビデオの総売上枚数は1億7000万枚以上、特に映画「ボディガード」のサウンドトラックに収録されている「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は、米音楽史におけるシングル最高売上枚数を記録し、まだ破られていません。25年目の2009年にリリースされた待望の新作には、ダイアン・ウォーレン、デイヴィッド・フォスターからR.ケリー等、一流制作陣が集結。彼女の歌唱力を引き立たせる楽曲が収録されています。秋風に吹かれながら聞いてみては?!

2009.10.10 | Saturday
「MUSE」

今週のビークル「ドライビングミュージック」は「ミューズ」。先月リリースされた彼ら5枚目のスタジオアルバムは「ザ・レジスタンス」!バンド初のセルフ・プロデュース作品で、北イタリアでレコーディングされました。前作「ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ」は2006年にリリースされ、イギリスアルバムチャートNO1を獲得し、ヨーロッパ各国、アメリカでトップ10入りを果たし、ミューズの人気を不動の物にしましたが、3年振りとなる今回の新作には更に大きな期待が集まっています。ミューズは、1999年にデビュー・アルバム「ショウビズ」で衝撃のデビューを果たし、ブリティッシュ・ロック・シーンに新風を吹き込みます。2003年リリースのサード・アルバム「アルソルーション」が、全世界で300万枚を超える大ヒットを記録、注目のバンドへ成長。特にライブパフォーマンスが凄いバンドで、今年6月新装オープンとなった9万人動員の英ウェンブリー・スタジアムでのライヴチケットはたった45分で完売!!追加公演発表!!という偉業を成し遂たそうですよ。

今週は、先月リリースされた「マライア・キャリー」の新作「メモワール」をピックアップ。デビューアルバム「マライア」を発表したのが1990年!翌年の第33回グラミー賞でベスト・ニュー・アーティストとベスト・ポップ・ヴォーカルフィメールを受賞しています。以降大ヒットアルバムをリリースし、今回が通算12枚目のスタジオ・レコーディングアルバムとなります。今回の新作「メモワール」は、ビートルズが持つ全米シングル・チャートナンバーワン楽曲20まで、あと2つに迫っていますから、アルバムからナンバーワンが生まれたらビートルズと肩を並べるか、記録を上回るかもしれない、期待の作品になっています。因みにこのアルバムからの最新シングルは「アイ・ウォナ・ノウ」。タイトルに聞き覚えのある方は音楽通ですね。そうです!イギリス・アメリカメンバーが混在したロックバンド「フォリナー」1984年のヒットソングです。当時全米1位を記録した大ヒット曲だけにマライアヴァージョンに期待が集まっています。

2009.09.26 | Saturday
THE BEATLES

ザ・ビートルズ」をピックアップ。先日ビートルズのリマスター音源CDが発売され、話題になっています。1963年のデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」からの全アルバム14枚が、初のデジタル・リマスターで発売されました。どのアルバムもオリジナルUK盤を模したジャケットと、オリジナルライナー・ノーツ、プラス新たな解説、珍しい写真を収めたブックレット付きになっています。因みに、ビートルズの最初アルバム4作品の全曲ステレオ化は初めて!デジタル・リマスターは、ロンドンのEMIアビイ・ロードスタジオで、エンジニアのチームが4年がかりで行い、最新レコーディング・テクノロジーに、ヴィンテージのスタジオ機材を用い作業が行われました。時は過ぎようとも、良い音楽は永遠に聴き継がれる!ビートルズの残した楽曲を始めて聴く世代の感動が伝わる作品です。

2009.09.19 | Saturday
「ROB THOMAS」

今週は「ロブ・トーマス」をピックアップ。「ロブ・トーマス」と言えば、ご存知、マッチボックス・トゥエンティーのフロントマン。1996年のデビュー以来、世界で2500万枚以上のアルバムを売り上げています。「ロブ・トーマス」は、バンドのメイン・ソングライターで、ソングライトの才能は多くのアーティストが注目し、バンド以外のコラボソングも生まれています。中でも最も注目に値するのは、サンタナとのコラボ「スムーズ」で、曲を共作し、自らヴォーカルを務めたこの曲は、ロブ・トーマスに3つものグラミー賞をもたらしました。他にも、ウィリー・ネルソンやマーク・アンソニー、ミック・ジャガー等のビッグネイムと仕事を行っています。そんな彼が、バンドとは別に、ソロ・デビュー・アルバムをリリースしたのは2005年の4月。その大ヒットから4年、待望の新作「クレイドルソング」は全米で6月30日にリリースされ、アルバムチャート初登場3位を記録!デビュー作を上回る注目が集まる新作となっていますよ。

2009.09.12 | Saturday
「MADONNA」

今週は、マドンナをピックアップ。これまで多くのヒット曲を生んだマドンナの功績を正に「セレブレイト」(祝福)するベスト盤「セレブレイション〜マドンナ・オールタイム・ベスト」が間もなく発売になります。収録曲はマドンナと彼女のファンによって選ばれ、2枚組のCDアルバム並びに1枚のCDアルバムが発売予定。更にビデオクリップ集もリリースされるようです。過去、マドンナのリリース曲は37曲が全米シングルチャートTOP10入りを果たし、7枚のアルバムはチャートNO1を記録しています。それらの楽曲がこのアルバムで聴ける訳ですからファンにはたまらないアルバムですね。さて、1982年、デモテープをきっかけに「エヴリバディ」でデビューを飾ったマドンナ。以降、次々とヒットを放ち、映画出演も果たしています。25年にわたるマドンナのキャリアが集約されたアルバム「セレブレイション〜マドンナ・オールタイム・ベスト」ドライブしながら聞きたい作品です!!

今週は、アメリカのオーディション番組「アメリカンアイドル」で優勝し、見事メジャーデビューを果たしたシンガー「ジョーダン・スパークス」をピックアップ。デビューアルバムのリリースは2007年11月で全米アルバム・チャート初登場10位を記録。シングル曲の「タトゥー」で全米シングル・チャートトップ10入り、セカンドの「ノー・エア」も同チャート3位、更にサード・シングル「ワン・ステップ・アット・ア・タイム」も全米ポップシングルチャートにランクイン!デビュー当時17歳だった「ジョーダン・スパークス」は、その実力が認められ、一躍スターダムに登りつめたのでした。そして、デビューから2年経った2009年、セカンドアルバム「バトルフィールド」をリリース。今年19歳のフレッシュさを持ち合わせながらも力強く歌いあげる歌唱力は前作以上の内容になっていますよ。ドライブのお供にいかが?

今週はイギリスの2人組ダンスユニット「ベースメント・ジャックス」をピックアップしました。デビュー10周年の彼らは、この秋5枚目のアルバム「SCARS」(スカーズ)をリリース予定!既にリードシングル「レイン・ドロップス」の配信が始まりヒット中です。「ベースメント・ジャックス」は、1994年、フィーリックス・バクストンとサイモン・ラトクリフが、フィーリックスが主催した船上パーティーで出会い、意気投合しユニットを結成。そして自分たちのレーベル「アトランティック・ジャックス」を立ち上げ音楽活動をスタート。そして1995年、自主制作でリリースした「サンバ・マジック」が全米・全英のクラブで大ブレイクし、彼らの名前が知れ渡ります。その後リリースしたアルバムが次々ヒット!そして2005年には、全てのシングル曲とビデオクリップが入ったベスト・アルバム「ザ・シングルス」をリリースし、この年遂にグラミー賞の「ベスト・エレクトロニカ・アルバム」を受賞!ビッグアーティスト達の仲間入りを果たしたのでした。

2009.08.22 | Saturday
「DAUGHTRY」

現在注目のバンド「ドートリー」をピックアップ。デビュー作「ドートリー」は、全米アルバム・チャート初登場2位を記録した後に、1位を2度獲得するといった異例の快挙を達成しています。デビューアルバムはアメリカだけで、500万枚以上のセールスを記録し、2007年全米で最も売れたアルバムとして公式に認定されています。更に第50回グラミー賞4部門ノミネートを皮切りに、数々のアワードに輝いています。さて今回リリースされたセカンドアルバム「リーヴ・ディス・タウン」はデビュー作を上回る勢いでアメリカチャートを上昇中!「クリス・ドートリー」極上の声と、雄大なサウンドは聞き応えがありますよ。王道のアメリカンロックを伝えるバンドではないでしょうか?

2009.08.15 | Saturday
「LENKA」

今週は、女優からスタートしたシンガー「レンカ」を紹介しましょう。父親がジャズ・ミュージシャンで、彼女の家にはいつも音楽が流れていました。ピアノとトランペットを無理やり習わされ、最初は音楽が嫌いだったようです。結果、ミュージシャンを目指す代わりにショービジネス界に挑戦した「レンカ」は、演技に没頭し、TVや映画への出演を果たし、オーストラリアでも知られる若手女優になっていきます。そして、芝居の中で歌を歌う登場人物を演じた時、彼女の音楽への気持ちが開花し、シンガーに興味を持ちます。すぐさまデモ・テープを制作に取り掛かり、オーストラリアのエレクトバンドに加入!音楽活動をスタートさせます。その後バンドを脱退!ソロシンガーを目指し、2007年アメリカ、ロスへ移住!ラッキーにも彼女の声にメジャーレーベルが興味を示し、デビューが決定したのでした。

今日は「ダイアン・バーチ」をピックアップ。幼少の頃はジンバブエ、南アフリカ、オーストラリア等、世界各地を転々とします。そしてスズキ・メソッドと言う、耳から音楽学ぶ方法で、ピアノを習得!彼女がポップスに目覚めたのは13歳の時で、アメリカ帰国後に耳にしたラジオやテレビから流れる音楽がきっかけだったようです。その後は映画音楽の作曲家を目指しロスに移住。歌を学び、昼間は高級ホテルでスタンダードナンバーを歌い、夜はバーで自作曲のピアノ弾き語りをしていたそうです。そして彼女の活動が話題になり、プロシンガーへの道が開かれたのでした。彼女のデビューアルバム「バイブル・ベルト」は、教会音楽をも感じさせるコード進行や音色、そしてゴスペル・ロック、ポップ・カントリーなど、約50年分のアメリカ音楽の歴史が凝縮されたサウンドになっています。

2009.08.01 | Saturday
「JET」

今週のアーティストは、2003年オーストラリアからメジャーデビューし、大ブレイクしたバンド「ジェット」です。デビューアルバム「ゲット・ボーン」は全世界で350万枚のセールスを記録!シングルの「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」は日本でも大ヒットしました。更に2006年リリースのセカンドアルバム「シャイン・オン」も、本国オーストラリアだけでなく、世界各国でマルチ・プラチナを達成!世界的な成功を収めます。そんな「ジェット」は、メルボルン出身の4人組。今年6月には、長年在籍していたレコード会社を移籍!新たにEMIミュージックから新作「シャカ・ロック」発表。暑い夏のドライブにJETの曲を乗せてみては?

リトル・ブーツをご紹介!彼女は現在24歳。注目を集めたのは、自身が開設したユーチューブチャンネルがきっかけ。1年ほど前から、様々な曲!例えばMILEY CYRUS,HUMAN LEAGUE、CYNDI LAUPERのカヴァー曲をアップしていました。自らキーボードを弾く演奏風景を、据付ビデオカメラで撮影した映像ですが、それが口コミで話題になり注目を集めたのでした。さて、デビュー作「ハンズ」をリリースしたばかりですが、BBCの「来年のイチオシアーティスト」的なリスト、「BBC・サウンド・オブ・2009」でナンバー1アーティストにも輝いています。因みに彼女愛用の楽器は日本製で、このキーボードを携え今年のサマーソニックに日本初上陸予定です。

2009.07.18 | Saturday
「LeToya」

ラトーヤは、ご存知のように、元デスティニーズ・チャイルドのメンバー。彼女はアメリカ、テキサス州ヒューストン出身で、幼少の頃から教会の聖歌隊で歌いその歌唱力に注目が集まります。そしてビヨンセと小学校で出会い、8歳の時、ビヨンセ・ノウルズ、ケリー・ローランド、ラターヴィア・ロバートソンとデスティニーズ・チャイルドを結成し、プロを目指し地元ヒューストンで活動をスタートさせます。そしてこの「デスチャ」が全米を代表するグループになったのは、皆さんもよくご存知でしょう。2000年の正式脱退以降、アルバム「ラトーヤ」でソロ・デビューをし、全米アルバム・チャート初登場1位を記録、スターダムに再び返り咲きます。そして、今年リリースされるセカンドアルバムはデビュー作以上に注目が集っているとか!!

2009.07.11 | Saturday
SWEETBOX

日本で人気のグループ「スウィート・ボックス」をピックアップ。ご存知のように、1997年大作曲家「バッハ」の作品、「G線上のアリア」のメロディラインにラップを取りいれる!というアイディアから生まれたシングル「エヴリシング・イズ・ゴナ・ビー・オールライト」が世界各国で大ヒットを記録!クラシックとヒップホップが出会う新ジャンルを構築します。因みに「スウィート・ボックス」は、エイス・オブ・ベイス、バナナラマ等を手掛けヨーロッパのダンス・シーンで活躍していたサウンドプロデューサーの二人が1995年に立ち上げたプロジェクト。ボーカリストはデビュー後次々代わり、今回5代目のボーカリストは、20歳の「ジェイミー」。3000人以上の応募者から選ばれた期待のシンガーです。

2009.07.04 | Saturday
「コ—ビン・ブルー」

今週は、俳優、シンガーとして活躍している「コ—ビン・ブルー」をピックアップ。彼は1989年2月21日NYブルックリン生まれ、今年20歳になったばかりのアーティスト。2007年、アルバム「アナザー・サイド」でソロデビューを飾っていますが、彼のアーティスト活動の最初はシンガーではなく俳優で、エミー賞受賞のディズニー・チャンネル・オリジナルムービー"ハイスクール・ミュージカル"と続編"ハイスクール・ミュージカル 2"に出演。さて、シンガーとしてのコービンは「マイケルジャクソン」の大ファン!マイケルのビデオや音楽に熱狂し、ダンスパフォーマンスに大きな影響を受けたそうです。"ハイスクール・ミュージカル "の中のダンスシーンの素晴らしさは、マイケルの影響を受けているのかも。先日、アルバム「スピード・オブ・ライト」をリリースした、現在注目のシンガーです!!

2009.06.27 | Saturday
「ASWAD」

今週は、「アスワド」をピックアップしました。彼らのデビューは1976年ですから、今年で活動33年目。デビュー以来追い求めているのはジャマイカがルーツの「レゲエミュージック」。「アスワド」は1974年、イギリス国内のジャマイカ人居住区で結成されます。本国ジャマイカとは異なるイギリス発信のレゲエ・ミュージックをヨーロッパに根付かせた先駆者として人気になり、ジャマイカン・アーティストとレコーディングやコンサートを共にする数少ないブリティッシュ・グループになっていきます。80年代になると、ヒップホップやR&B等、様々な音楽スタイルとレゲエを融合させ、よりポップで聴きやすい新しいアスワド・ミュージックを確立し、多くのリスナーを惹きつけることとなりました。そして1988年イギリスチャートで1位を獲得、アスワドは一躍メジャー・シーンへ登りつめていきました。

今週は、ソウル界期待の歌姫「ローラ・イジボア」を紹介。彼女はアイルランドのダブリン生まれ。13歳ぐらいの頃から自分の意志で音楽を聴き始めるようになります。そして、スティーヴィー・ワンダー、キャンディ・ステイトン、ロバータ・フラックといったアーティストから影響を受け、15歳の時に出場した全国規模のパフォーマンス・コンテストで優勝!その後17歳の時、デビュー・アルバムの制作に取り掛かったそうです。デビューアルバム「素顔のローラ(Let The Truth Be Told)」は、何と4年間掛かって完成しました。

今週は、オーストラリアからデビューしたデュオ「エンパイア・オブ・ザ・サン」をピックアップ。昨年本国オーストラリアでリリースしたアルバムが話題を呼び、英国BBCが選ぶ2009年注目のアーティスト4位に選ばれました。メンバーは「ルーク・スティール」「ニック・リトルモア」の二人で、9年前に出会い、制作活動を開始。2008年オーストラリアでデビューするやいなや反響が広がり、今年世界リリースが決定しました。バンド名は映画にちなんで付けられたようですが、サウンドは、キャッチーなエレクトロポップス。特に80年代サウンドを知る人にとっては、懐かしさを感じる音になっています。ドライブのお供に如何?

今週は、日本で人気の男性シンガー「エリオット・ヤミン」をピックアップ。多くの洋楽が日本で紹介されていますが、彼が人気を得たのは、独特のボイス・歌唱力が関係しているようです。アメリカ、ロサンゼルスで生まれた彼は、音楽の授業もずっと口パクといった音楽と距離のある学生でした。ところが、ホイットニー・ヒューストンの声を聞きボーカルの凄さに目覚め、スティービー・ワンダーのボーカルの素晴らしさに触れ、プロシンガーになる事を目指します。様々な困難を乗り越えデビューを果たし、多くのオーディエンスの心を掴んだ彼。今年30歳ですが、自ら経験した出来事を歌に託し今後も多くの曲を届けてくれる事でしょう。

2009.05.30 | Saturday
GREEN DAY

今週は、5年振りの新作を発表した「グリーン・デイ」をピックアップ。今回のアルバムは「21世紀のブレイクダウン」。グロリアとクリスチャンという2人の若者を主人公にしたスト−リーで、第1幕「ヒーローとペテン師」、第2幕「いかさま師と聖人」、第3幕「馬蹄と手榴弾」の3部構成で描かれています。グリーン・デイの結成は、1987年アメリカ・サンフランシスコ・バークレーでした。1989年、インディ・レーベルと契約し、1994年にメジャーデビューを果たします。1995年の第37回グラミー賞では新人ロック・バンドとして、異例の4部門にノミネート!見事”Best Alternative Group”を受賞しています。アメリカを代表するロック・バンドになった彼らから今後も目が離せません。

2009.05.23 | Saturday
ケリークラークソン

今週は、今大人気の女性シンガー「ケリー・クラークソン」をピックアップ。彼女は、1982年4月24日テキサス生まれですから、先日27歳になったばかり。シンガーへの道は、有名になったアメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」で2002年初代グランプリを獲得。デビュー・シングル「ア・モーメント・ライク・ディス」が全米シングル・チャートで52位から1位にジャンプアップの新記録を達成!翌年には、シングル「Miss Independent」でグラミー賞「最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」部門にノミネートされています。これからの活躍にますます目が離せません!

今日は「ペット・ショップ・ボイーズ」をピックアップ。結成は1981年、当時音楽誌編集者の「ニール・テナント」と、大学で建築を学んでいた「クリス・ロウ」が偶然出会い意気投合!直ぐにユニットを結成します。 ブレイクしたのは第2弾シングル「ウエスト・エンド・ガールズ」で、UKチャート1位。 アメリカを初めヨーロッパなどでも1位に輝き、一躍トップアーティストの座を獲得します。2000年に入っても制作スタイルは変わらず、3月にリリースした35枚目のシングルも全英8位のヒットを記録。 日本での人気も高く、アルバムのセールスは200万枚以上を記録しています。

北欧スウェーデンのバンド「BWO」は、2004年に結成し、ストックホルムを拠点に活動を開始!バンドのキーマン的存在が一番年上の「アレクサンダー」です。彼はその後1992年にストックホルムレコードを立ち上げ「カーディガンズ」等を手掛けています。他のメンバーは、今年27歳になるリードボーカルの「マーティン」、そしてもう1人は、80年代からスウェーデンの音楽シーンで活躍していた女性「マリーナ」。これらのメンバーの才能を見抜き、バンド「BWO」を作ったのが、アレクサンダー。伝統のスウェーデンサウンドは彼によって構築されているようです。

2009.05.02 | Saturday
BRANDON KANE

今週は、注目の新人シンガー「ブランドン・ケイン」を紹介しましょう。現在17歳というティーンズ・シンガーですが、キャリアは十分!幼い頃から歌い始め、10代になってから姉と一緒に様々なレコーディング作品にバック・ヴォーカルとして参加!その後、、大ヒットミュージカル「ライオン・キング」の主役「ヤング・シンバ」役を3年間務め、アメリカショウビジネス界で経験を積んでいます。最新鋭R&Bポップ・スターということで、今アメリカで注目のシンガーです。

2009.04.25 | Saturday
KEZIAH JONES

今日は「キザイア・ジョーンズ」をピックアップ。
彼は、1970年アフリカ・ナイジェリアの首都ラゴスに生まれます。
8歳の時に学問のためにロンドンのパブリック・スクールへ入学。
ところが学校でピアノに出会ったことが彼の人生を変え、
その後、ロンドンやパリの路上で演奏に明け暮れる生活を送り、デビューをはたします。
ギターを掻き鳴らす彼は、自らの音楽をブルースとファンクの合成語である“ブルーファンク"と命名したアルバム「ブルーファンク・イズ・ア・ファクト!」を92年に発表。
さらにシングル「リズム・イズ・ラブ」が世界的ヒットを記録して、彼の名は一躍有名に!
メロディ・ギタープレイと共に、ソウルフルなヴォーカルは聞き応えがありますよ!

アーテイスト:オール・アメリカン・リジェクト

彼らの3枚目の作品「ホエン・ザ・ワールド・カムズ・ダウン」が国内リリースされました。
アルバムは、ジョージ・ルーカス所有のスカイ・ウォーカーズ・ランチでレコーディングされ、彼らの最高傑作の声が上がるほどの内容になっています。
彼らオクラハマでギター、ドラムス、キーボード担当の「ニック・ウィーラー」とヴォーカル、ベースの「タイソン・リッター」の二人が中心になって2000年に結成!
本格的な活動は2002年インディーレーベルからデビューしますが、その才能は注目され、すぐさま2003年にメジャーデビュー。
ファーストアルバムはアメリカアルバムチャート初登場25位を記録!
注目のバンドの仲間入りを果たします。

           

2009.04.11 | Saturday
R&Bシンガー CIARA

今週は23歳のR&Bシンガー「シアラ」の新作をピックアップ。
彼女のデビューは2004年、リリースしたアルバム「グッディーズ」は大ヒットを記録!
2006年のセカンドアルバム「シアラ・エボリューション」も
大ヒットし、アメリカを代表する女性シンガーの一人になりました。
一方音楽だけでなく映画界へも進出!
MTV US制作の映画「ガールズ・アタック」で
スクリーンデビューを果たしています。更にファッション界にも進出!
そんなシアラ待望の新作「ファンタジー・ライド」が
リリースされました。
アメリカのR&Bとポップシーンの未来を担うシンガーとして
今後、目が離せません。

2009.04.04 | Saturday
THE VIEW

今週のアーティストは眺め、展望、 見晴らしという名のバンド「ザ・ビュー」をピックアップ!!
彼らはスコットランドの工業都市ダンディ/ドライバラ地区出身で、
結成した時メンバー4人の年齢は18歳でした。
バンド名「ビュー」は地元のバー「ベイ・ヴュー・バー」の裏で曲作りやリハーサルをしていたことから
「ザ・ビュー」と付けたようです。
メジャーデビューは2007年で、
プロデューサーにオアシスの曲「モーニング・グローリー」
「ビー・ヒア・ナウ」を手がけた「オーウェン・モリス」を起用。
リリースされたデビュー作「ハッツ・オフ・トゥ・ザ・バスカーズ」は
全英アルバムチャートで初登場1位し、
プラチナム・セールスを記録する大ヒットとなりました。
デビューアルバムからのヒットシングル
「ウェイステッド リトル デージェイズ Wasted Little DJ’s”」は、
2007年のイギリス音楽賞で「ベスト・トラック賞」を受賞しています。
そんな「ザ・ビュー」待望の新作が
今回紹介のアルバム「フィッチ・ビッチ?」です。
作品は「レッド・ツェッペリン」「クイーン」「ブラック・サバス」
そして「オアシス」等イギリスを代表するスーパーバンドの曲が生まれた
英ウェールズ「モノウ・ヴァレー・スタジオ」でレコーディングされ、
プロデュースは前作と同様、オーウェン・モリスが手がけています。
収録は全14曲で、現在20歳のバンド「ザ・ビュー」らしい
青春満載のメロディー・チューンが入っています。

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