FRESTA Bimi Smile presents 食卓ON楽


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2010年8月27日
「1/6000000000.featC&K/九州男」

152回目の今日お届けしたのは、「1/6000000000.feat C&K/九州男」でした。

1978年10月、長崎県に生まれた九州男は、彼が19歳の時に、レゲエと出会います。
「彼は、地元の美容室で美容師として働いていたんですが、仕事に対する興味が無くなって美容室を辞め、友達の誘いで度々レゲエのイベントに遊びに行くようになったんです。遊ぶに行く内に、ボブ・マーリーはもちろん、新旧問わずレゲエの持つ魅力に取りつかれた彼は、ただ単にレゲエを聴くだけでは満足できなくなって、いつの間にか自分がマイクを持って歌うようになっていったそうです」。やがて九州男は、地元・長崎のクラブで活動していた、音楽チーム「一撃SOUND」のメンバーに声を掛けられ、クラブDJとして活動し始め、21歳の時に、単身、レゲエの本場・ジャマイカへ渡ります。

「約2年間のジャマイカでの生活は、彼のレゲエに対する考え方を変えたそうです。それまで、彼は、ノリの良い、サウンドを重視した曲を作っていたんですが、ジャマイカでの日々の生活の中でレゲエに触れ、"一番大切にしないといけないのは、サウンドではなく、言葉の大切さ"だという事に気づいたそうです。そこで彼は、日本に帰国した後、それまで彼が作っていた曲を全て封印し、改めて一から曲作りに取り組むようになったそうです」。日本に帰国してからも、九州男は、度々ジャマイカに渡って、自分の音楽を模索します。

2005年には、音楽活動の拠点を横浜、東京に移して、積極的にライブ活動に励むようになります。
こうして、ライブ活動をする中で、クラウンレコードのスタッフの目に留まった九州男は、2007年、クラウンレコード傘下のインディーズレーベルから、1stミニアルバム『こいが俺ですばい』をリリースするのでした。

2007年6月、九州男は、クラウンレコード傘下のインディーズレーベルから、1stミニアルバム『こいが俺ですばい』を発売します。
「メジャー契約の前に、敢えてインディーズレーベルからミニアルバムを発売したのは、まずは、九州男の音楽を、多くの人達に知ってもらうために、全国を回る時間を作るためでした。TV、ラジオ、音楽雑誌など、あらゆるメディアを回ると同時に、CDショップなどでインストアライブを行って、多くの人達に彼の音楽に、直に触れてもらいたかったんです」。
クラウンレコードの小島さんは、インディーズデビューとなった経緯について、こう語ってくれました。
九州男の、地道なプロモーションの積み重ねに加えて、このミニアルバムに、湘南乃風のRED RICEとのコラボレーション曲を収録したことで、ミニアルバム『こいが俺ですばい』は、セールスチャートのインディーズ部門で、5週連続1位を獲得し、発売から僅か3ヵ月で約8万枚の売上を記録します。

「湘南乃風のRED RICEさんとのコラボレーションは、九州男がジャマイカに滞在中に住んでいたアパートで、RED RICEと偶然出会ったことがきっかけなんです。初めはお互い相手がどんな仕事をしているのかも知らずに、ただ同じ日本人同士という事だけで話をしている内に意気投合し、その後に、お互いに、ミュージシャンであることが分かったそうです。
2人は帰国後も交流を続け、彼が1stミニアルバムを作る事になった時に、"せっかくのチャンスだから"という事でコラボレーションが実現したんです。初めは、九州男の存在すら知らなかった人も、湘南乃風のRED RICEが参加しているという理由だけで、アルバムを買って、九州男の音楽の素晴らしさに出会って、ファンになっていった人も多いんです。ジャマイカでの出会いが、九州男のアルバムのセールス売上に大きく貢献したと言っても間違いないでしょう」。
小島さんは、当時についてこう振り返ります。

勢いに乗った九州男は、今度は、その年の夏の音楽イベントで知り合ったmihimaru GTのhirokoとのコラボレーションした曲を収めた、2ndミニアルバム『こいも俺ですばい』を、11月に発売します。

2007年11月、九州男は、2ndミニアルバム『こいも俺ですばい』を発売します。
「1stミニアルバム『こいが俺ですばい』が約20万枚近いセールスを記録し、2ndミニアルバム『こいも俺ですばい』も、チャート初登場5位を記録しました。ある程度は売れるとは思っていましたが、この結果には正直驚きました。湘南乃風のRED RICEや、mihimaruGTのhirokoとのコラボレーションも大きかったと思いますが、ファンの心を掴んだ、一番の理由は彼が書く歌詞でした」。
「九州男の曲は、歌詞の言葉数が多いんです。普通、歌詞は言葉をリピートして、言葉数を増やすパターンが多いんですが、彼の場合、言葉のリピートはほとんどなく、表現力を高めようとして言葉数が多くなってしまうんです。それが結果的に、曲のストーリー性を高めて、彼の曲を聴いた人から多くの共感を得ることに繋がったんだと思います」。
小島さんはこう話してくれました。
こうして、2枚のミニアルバムで多くのファンを掴んだ九州男は、翌2008年2月、クラウンレコードから、メジャー1stシングルをリリースすることが決まります。
「メジャー1stシングルをどの曲にするのかは、彼と出会った直後の2007年春に、すでに決めていました。それは、彼が、約2年に渡るジャマイカ滞在から、日本に帰国して、初めて作った曲でした」。
「日本に帰国した彼は、一度、故郷の長崎に戻ったんですが、大好きな音楽を諦めることができず、一念発起して、2005年に横浜に移り住んで、アルバイト生活をしながら、大好きな音楽を歌う道を探していたんです。
朝から晩まで、仕事に追われながらも、夜はクラブで大好きな音楽に触れていた。そこで、お互いの知人から紹介されて出会ったのが、湘南・横浜を中心に活動していた、ボーカル・ユニットの「C&K」だったんです。
お酒を飲みながら話をする内に、九州男とC&Kの3人は意気投合し、一緒に曲を作ることを決め、数日後、九州男のアパートで、九州男がすでに作っていた曲をベースにして、曲作りが始まったんです」。

こうして、既に九州男のライブでは歌っていた曲のアレンジを変え、歌詞も、カップルを時間軸で追っていくストーリー性を高めるために、新たに言葉を付け加えて生まれ変わったこの曲は、2008年2月に、九州男の1stシングル「1/6000000000 feat.C&K」として発売されます。

2008年2月に発売された、九州男の1stシングル「1/6000000000 feat.C&K」は、セールスチャート初登場12位、約10万枚を超えるセールスを記録。音楽配信でも40万ダウンロードを達成します。
「九州男が、単身、レゲエの本場ジャマイカに渡って見つけた、レゲエ・ミュージックが持っている本来の意味。レゲエ・ミュージックの原点とも言える、言葉の美しさに気付いたからこそ、彼はこの曲に巡り合えたんです。そして彼は、この曲が売れることで、不安と、戸惑いを感じながらも、それよりも大きな、自分の音楽に対する揺るぎない自信を、この曲で掴んだと思います」。最後に、小島さんは、こう話してくれました。

レゲエの本場で見つけた魂が、J-POPラブソングの名曲に生まれ変わった瞬間でした。

今日OAした曲目
M1.ノー・ウーマン、ノー・クライ/ボブ・マーリー
M2.出会い。。/feat.RED RICE(湘南乃風)、BIG RON/九州男
M3.手紙。。/feat.hiroko(mihimaruGT)/九州男
M4.1/6000000000 feat.C&K/九州男